これからＵＲの集団住宅にお世話になるわけですが、ＵＲというとなんだか耳慣れないひとも多いかと思います。
まあ、昔の公団住宅ですね。
私が子供の頃は「＊＊団地」と名前がついていたものです。
高度成長期に地方から都会に出てきて、新しい家庭を築いた人たちの受け皿になっていましたね。
ところがその人たちの子供が独立すると、人口減少も相まってどんどん住民は減っていきました。
ところが、そこは日本一の大家さん（たぶん）。手をこまねいているわけではありません。
資金力にものを言わせ（？）、新しい建物にどんどん建て替えていきました。
現在ではかなり住み心地のいい建物になっています。
もう、「団地」のイメージは過去のものになりつつあります。
賃貸住宅を考えているなら、ＵＲの物件も一考の価値はありますよ。
さて、私がＵＲに住むことを決めた一番の理由は保証人が不要なことです。
民間の賃貸住宅を申し込む際は保証人を求められることが多いです。
50代のひとり暮らしの人間にとって、誰かに保証人を頼むのはかなり困難、とまでは言いませんが気が引けるものです。
仲がいい兄弟がいるのならいいのですが、大体は疎遠になっていることが多いもの。
私も例外ではありませんでした。
保証会社に頼むことはできますが、それなりの費用はかかりますし、未来永劫会社が存在して保証してくれるとは限りません。
住んでいる集合住宅が建て替えなどで立ち退きを要求されることがあります。
その時に改めて保証人を頼まなければなりません。
これは結構な負担になります。
こうしてみると、保証人不要のＵＲはありがたい存在だと思います。
もう一つの理由は審査がない、とは言いすぎですが家賃1年分を前払いすれば入居可能なことです。
私はフリーランスですから、確定申告時に所得の申請で裁量がききます。
税金対策には有効なのですが、世間一般には低所得者として扱われます。
つまり、入居の際の審査ではねられる可能性があるということです。
この点ＵＲは前払いさえできれば、入居できます。
実際には敷金（家賃2か月分）＋入居月の日割り分も必要ですから、15か月分は用意しておいた方がいいでしょう。
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という感じでＵＲのいいところばかり書いてきましたが、やはり同程度の民間の賃貸マンションと比べると相対的に家賃が高めなのは否めません。また、建物の入り口にあるセキュリティー用のロック機能もないことが多いです。
このあたりは個人の好みによるものが大きいです。それぞれの属性に応じて考えてみましょう。
