おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

確定申告の季節 サービス業は楽です(2)

前回書いたように、私の現在の主たる職業は日本語教師です。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、極めて薄給です。
収入の安さは承知でこの道に進んだので別にいいのですが、実態を知らずに飛び込んでくる人も結構いますので、そういう人はショックを受けていますね。
スーパーのパートの方が割りがいいですから。

 

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さて日本語教師の場合、多くは日本語学校で教えることで収入を得ます。
ただ、小中学校の先生と違って、いきなり常勤で朝から夕方まで教えることはめったにありません。
まずは1日1コマか2コマくらいで経験を積みます。慣れてきたら徐々にコマ数を増やしていきます。
学校側からすると、そんな人間に固定給を払うのは効率がよくありません。
ですから、1コマいくらの業務委託契約を結ぶことがほとんどです。
私がまさにこのパターンで、外国人への教育を事業とする個人事業主として日本語学校と契約しています。ですから、給与所得ではなく事業所得となり確定申告が必須になります。

事業者の確定申告は現在はほとんど青色申告になっているようです。白色申告よりも売り上げからの控除額が大きいですからね。
ただし、複式簿記による帳簿付けが義務となります。

日本語教師はサービス業ですから、仕入れはありません。
したがって在庫管理も必要ありません。
毎月発生する経費は交通費くらいです。あとは、たまにテキストや参考書を買う程度。
給与所得者と違うのは、事業に関係していれば、いろんな経費の計上が可能になるということ。
スーツの購入はもちろん、女性であれば美容院代も経費計上ができます。
税務署が納得するかはわかりませんが、理屈の上では事業に関係すれば大丈夫なのです。

こういった日々の流れを複式簿記の仕訳として記録するわけですが、毎日髪を切るわけありませんから、それほど仕訳の量は多くありません。
毎月起票するのは交通費と収入程度で、経費は発生の都度の記録ですから、多くても月10件程度の仕訳で済みます。
これは楽ですよ。やらなきゃいけないのは領収書の管理くらいですからね。
多少の簿記の知識があれば、税理士さんに頼む必要などありません。

とはいっても、自分ひとりでは不安なところがあります。
そんなときに頼りになるのが青色申告会。
税務署とつながりがあるようなないようなよくわからない団体ですが、各税務署単位に設立されています。
青色申告会の会員になると、簿記の初級教育を受けられたり、確定申告時にサポートを受けられたりします。なにより、確定申告時に青色申告会のPCからe-taxでデータを送るので、あの大行列に並ばずにすむのがいいですね。
個人事業を始めた方は、税理士と顧問契約を結ぶ前に青色申告会の入会をおすすめします。
私も入会していますが、わからないこと色々教えてくれますよ。

 

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