ちょっとした不注意が一生を棒に振る可能性があることを改めて思い知らされた札幌の爆発事故。
ニュースでもスプレー缶の危険性について再三報道されているので、かなり認識が広まったことでしょう。
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ところでそのニュースを見て驚いたのは、スプレー缶による火事は毎年結構な数で発生していたことです。
それならもう少しこの危険性を広めるべく、報道してほしかったところですが。
冬になると風呂場での事故で命を落とすヒートショックという言葉は、CMの効果もあって浸透してきています。
スプレー缶による火事は無知によるもので、100%防げる事故なのですから、もっともっと広まってほしいと思います。
さて、どんなに注意しても事故は起きるときには起きてしまいます。
事故が起きたまたは事故を起こした後、身体は無事だったとしても、待ち受けているのは損害賠償です。
それをカバーするのが保険なのですが、もちろん青天井で補償してくれるわけではありません。
私はブログのタイトルにあるとおり、団地の住民です。
団地は鉄筋コンクリート造りなので、木造の一軒家にくらべると火災には強いでしょう。
ただ、それはあくまでも建物という物体についての話。
そこに住めなくなるほどの火災は起こさないとは断言できないでしょう。
マンションで発生した火事のニュース映像などからは、上の階に煙や炎が立ち上るのをよく見ます。
外壁はもちろん、熱で室内もダメージを受けるでしょうから、引っ越さざるを得なくなることもあるでしょうね。
もし自分が被害者となったら、加害者側が故意または重過失でなければ損害賠償請求はできません。
自分が加害者になった時に備えるばかりでなく、被害者になった場合の備えも必要になります。
団地に入居するときに渡された保険の資料があります。
自宅の補償とはちがって、家財補償と賠償責任が中心になります。
家財補償の場合は最大500万円までとなっています。
車まで含まれるんでしょうか、よほどのことがなければ500万までは必要ないように思うんですが。
一方、賠償責任のほうは2000万円。
起きたばかりの札幌の火事が頭にあるからでしょうか、こちらはやや少ない感じです。
どちらかというと水回りの事故が多いんでしょうね。
資料でも風呂場や洗濯機の下の階への水漏れが強調されていました。
こうしてみると、いかにスプレー缶の事故が怖いかがわかります。
保険では想定できていない爆発火事。
起こしてしまったら、それこそ破産以外には道はない感じですね。
肝に銘じましょう。
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