冬休みに入り、冬に行う高校スポーツが花盛りです。
地上波のTVでは全試合みることはできませんが、ネットでは観られる競技もありますね。
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例えばラグビーはこちら
https://www.mbs.jp/rugby/
ほとんどが負けたら終わりのトーナメント方式ですので、やる方はもちろん観る方も力が入ります。
選手たちはどんなに多くても3回しか出場できないわけで、悔いのない試合をと祈るばかりです。
ただ、冬休みの間に終わらせようとするあまり、かなりの過密日程になっています。
ラグビーは中1日で、バスケは毎日試合しますからね。
実際にはトーナメントですから、半分の学校が1試合だけで終わってしまい、次の試合でそのまた半分がいなくなってしまいます。
したがってラグビーの中1日の強行スケジュールは決勝まで行くような強豪校だけとなります。
サッカーはまだ準々決勝と準決勝との間に1週間ありますから負担は減ります。
同じ冬の高校スポーツなのにどうしてなのでしょう。
ラグビーについてはこの日程が議論をよんでいるような気配はありません。
他のスポーツでは最近になって高校野球でピッチャーの球数制限などが提案され始めていますが。
学生の本分は勉強ですから、休み中になんとか消化したいというのはわかります。
夏のスポーツはまだ長い夏休みがありますが、冬休みは2週間程度。
3年生は入試もありますし、いつまでも部活動に専念は難しいでしょう。
ラグビーは実質的なプロリーグはありません。
世界でもトップクラスの外国人選手がプレーしているトップリーグは事実上の社会人リーグ。
ここがサッカーとは違うところ。
社会人である以上、大学卒業の方が入社後有利になります。
そのせいか、トップリーグでプレーしている選手はほとんど大卒です。
ということは、先々を考えると大学入学が優先されるということになります。
サッカーは、Jリーグがあり海外で活躍する選手も増えました。
バスケもプロリーグが誕生し、人気を博しています。
プロという道筋がはっきりしているスポーツはそれなりに選手のロードマップができています。
ラグビーもプロ化が進めば、強豪校から日程の緩和を求められるかもしれません。
ラグビーはいまだに早明戦が一番集客力の強いコンテンツ。
閑古鳥の鳴くトップリーグより大学が優先されるのは仕方ないかもしれません。
遠い将来はともかく、数年先までは大学に入ってプレーをする。
これが最大のモチベーションなのでしょう。
長距離ランナーの箱根駅伝に対するあこがれも似たようなものかもしれません。
いずれにしろ、まだ成長期の高校生に過酷な負荷を課すのはいかがなものかと思います。
外部の人間があれこれ言う筋合いではないですが、甲子園もようやく改革の機運がでてきました。
格闘技含めけがの多いスポーツも、選手第一で見直してほしいものです。
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