おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

バセドウ病 罰ゲームかと思った病気です

バセドウ病発見の経緯

前回は現在も治療中の緑内障について書きましたが、もう一つ定期的に通院している病気がバセドウ病です。
バセドウ病はのどのまわりにある甲状腺の機能がおかしくなり、甲状腺ホルモンが必要以上に分泌される病気です。

 

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現在は検査対象の数値が正常値で症状もでておらず、1年に1回検査を目的として通院している程度に落ち着いています。
緑内障の時は直接の症状ではないとはいえ、目の疲れという自覚症状がありました。
バセドウ病の場合は、発症するまでまったく自覚症状はありませんでした。

なぜバセドウ病とわかったかというと、会社の健康診断で甲状腺の腫れを指摘されたからです。
今でも覚えていますが、診察したのが新興宗教の教祖のような女医さんで、開口一番、

医者「疲れてますね」
私 「いや、そうでもないです」
医者「いいえ、あなた絶対に疲れてます」
私 「はあ・・・」

という意味不明なやり取りの後、

医者「甲状腺が腫れています。専門病院で精密検査を受けてください」

と言われ、おどろいたのなんの。

紹介されたのが、東京・表参道にある日本屈指の甲状腺専門病院でした。
この病院でまた度肝を抜かれることになります。

 

この病院では診察前に採血をして、1時間で検査を行い、症状の程度を把握します。
初回は正常値だったのですが、念のためということで2回目を行いました。
するとその数値をみた医者が、
「あ、これはあと1週間で症状がでます」
と発症時期まで予言して、まさにその通りぴったり1週間後に症状が出始めました。
1回目と2回目で測定する項目を変えたのかはわかりませんが、医者の的確な見立てに驚嘆したものです。

痛いとかはなかったんですが。

私の症状は異常に汗かきになるのと、脈拍が早くなり体重が減り続けるというものでした。
どこかが痛くなるとかはなかったのですが、朝の通勤電車の中で汗だくになるのは困りました。
また、脈拍が早いので階段を少し上っただけでゼーゼーハーハ―。
いわば一日中ジョギングしているようなものなので、体重もどんどん減っていったのです。
わかっていても、ガンかもしれないと本気で悩みましたね。
今思うと、なんかの罰ゲームを受けているような感じでした。

治療方法は服薬です。
処方された薬は、名前は忘れましたが稀に白血球が減るという副作用があり、飲み始めて一週間後に問題ないかチェックを受けました。
幸い、私の場合は薬がよく効いて副作用もなく、症状自体はそれほど長くなかったですね。
それでも数値が正常に戻るまで、2年近く薬を飲み続けました。
それからは半年に1回の通院、ここ10年は1年に1回で済んでいます。

私は食事制限はありませんでしたが、症状がひどい人は制限を受けることがあるようです。
正確な値を検査する時も制限をうけることがあります。
私は、検査前1週間は海苔や昆布などの海藻類の摂取は厳禁と言われました。
昆布だしも含めてです。
みそ汁をはじめとして、和食はほぼ全滅ということになります。
日本人として、これはつらいです。
毎日イタリアンというわけにもいきませんからね。

ただ、私もそうでしたが早めに治療を開始すれば治まることも多いようです。
バセドウ病については、専門医が解説したサイトが多くあります。
血液検査ですぐ判定できるので、バセドウ病と合致する症状がでたら、はやめに病院にいって検査をうけてくださいね。

 

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