おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

イギリスのEU離脱 在日イギリス人も困り顔

日本語教師が私の仕事です。この仕事をしていると、いろんな国の人と会う機会が多くなります。
レッスンを始める時、いきなりテキストを開くことはあまりなく、軽く日常の話をしてからレッスンに入ります。

 

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アメリカ人の学習者とはトランプさんの物言いをよくネタとして取り上げます。
日本に来て仕事をしているアメリカ人の人でトランプ大統領支持は少ない、というより会ったことがありません。
いろんな価値感をもっている国なのに、珍しいことだと思います。
それだけ、国外にいるアメリカ人でもトランプ大統領は異質にみえるのでしょう。
まあ、トランプ支持層は遠い国のことなんか知っちゃいないという人たちで、日本で働いている人たちとは真逆ですから、わからないでもありません。

一方、イギリスのEU離脱は意見が真っ二つです。
離脱は決まっているので、どうしようもないのですが。

EU離脱の政府案を議会が否決したことで先行きがまったくみえなくなりました。

イギリスは日本と同じく島国ですが、United Kingdom の名のとおり連合王国で、複数の国から構成されています。スコットランドが独立の国民投票を行ったのは記憶に新しいところです。
イギリスで一番大きな顔をしているのは無論イングランドですので、スコットランドウェールズの人のイングランド嫌いは相当なものです。

歴史的な経緯は本などでわかってはいるものの、日本人の感覚ではピンときませんね。
面白いことに、国はどこですか? と聞くと、イングランドの人はイギリス人ですと答える人が多く、スコットランドの人はスコットランドです、と答える人が多いです。
ウェールズ出身の人は教えたことがありませんが、ウェールズですと答える人が多いと思いますが、どうでしょうか。

今回のEU離脱については意見が分かれているというか、何をしてもどんな結果になるかよくわからないというのが本当のところのようです。
たとえば、スコットランド
よく言われているのが、スコットランドがイギリスに残ったのはEUの一員で経済的な恩恵があるからであり、その恩恵が受けられなくなるのは困るから離脱に反対、というもの。
確かにその通りなのでしょうが、あくまでも一般論。

そもそも独立の賛成・反対が僅差だったように、イギリスが離脱すれば逆にEU加盟を求めて再び独立の機運が高まることも予想されます。
それを見越して離脱賛成の人がいます。
かといって、数百年もイングランドと一体化しているので、自分たちだけで一つの国家としてやっていけるのかというのもあるようです。
今回のイギリス議会の大混乱をみてもイングランド出身者も同じようなもので、何をどうすれば一番いいのか、誰もわからなくなっているようです。


安倍さんが訪英してメイさんに助け船を出したという報道を見ましたが、あまり役に立たなかったようですね。
こうしてみると、トランプ・反トランプで二分されているアメリカのほうが、よっぽどましなようです。

 

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