おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

学校に大事なのは予防措置だと思う

私は日本語教師をやっていますが、失礼ながら小中学校の教師にはあまりいい印象をもっていません。
というのは私が小中学生のとき、彼らに与えた第一印象がそのまま残り、努力してかえても評価を変えられることがなかったからです。

 

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一例をあげます。
一学期に忘れ物が多く、通知表にそのことを書かれて母親にこっぴどく怒られたことがあります。
十分に反省した二学期は忘れ物は一回もしませんでした。それなのに相変わらず忘れ物が多いと書かれたのです。
情けなかったですね。教師に印象を変えさせられなかった自分と、一人の児童をまともに見なかった教師と、両方に。
当時は1クラス40人以上いましたから目が届かなかったのかもしれませんが。

この経験からでしょうか、教師のいうことを100%信用するようなことはしなくなりました。
教師といってもひとりの人間にすぎません。その分、幻滅もなくなります。
高校の時、「師事する」を「教える」という意味で使っていた国語教師がいました。
もちろん正しくは、反対の「教わる」です。
高校生でも知ってる言葉の意味を国語教師が間違えるというのも驚きですが、そんなレベルでも国語教師になれるんだという妙な安心感を覚えています。

今の先生方はどうなんでしょう。普通の授業に加えモンスターペアレンツ対応などで大変なんでしょうね。
2月3日の朝日新聞に教職課程で学校安全が必修になるという記事(有料記事)がでていました。

www.asahi.com

学校で起きた事件や事故に的確に対応できる教員を養成するのが目的とのことです。
私は教職をとっていませんでしたので、課程にはいろいろなものがあるのを初めて知りました。
子どもを守るのは教師の仕事のうちですから、うまく機能してほしいですね。

ただ、事件事故は起こさないのが一番いいわけで、どれだけ予防できるかの方が大事。
公的な教育はまさに全国レベルで、しかも長い歴史をもっているわけですから、テロのようなものを除けば膨大な事例があるはずです。
その事例をある程度分類して、対策をとるのはできると思うんですよね。

よくモンスターペアレンツの問題が言われていますが、昔から学校に文句を言う親は少なからずいました。
いきなりモンスター化する親ばかりとは思えず、ある程度不信が重なることで問題が複雑化するのではないでしょうか。
ですから保護者からのクレームに対して、エスカレートすることのないような対応マニュアルを整備する必要があると思います。

教職課程にはむしろ、こう言った予防の内容を強化した方が効果的に思いますがどうでしょう。


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