おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

競馬で4億7千万円超の払い戻し うらやましいですが、大変です

競馬で払い戻しの新記録がでたそうです。
なんとその金額は4億7千万円超え。
100円が4億7180万9030円になったということです。

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WIN5という全5レースの1着をあてる方法で、インターネット経由でしか購入できません。
ということは、預金口座に振り込まれますから、税務署には一発でバレます。
見事あてた方はうれしいでしょうが、税金のことを考えると来年は大変です。

同じ高額払い戻しでも宝くじには税金はかかりません。
もともとかなりの税金をとっているのと、一生当たらないひとの方が多いくらいめったに当たらないんだから、少しくらいは許してやろうというところでしょうか。

その点競馬は世間一般ではギャンブルですから、税金相当額を引かれてなおかつめったに当たらないという点では宝くじと同じでも、無税というわけにはいきません。
税率の高い一時所得が適用されます。
所得の計算には経費を差し引くことができますが、競馬の払い戻しの場合は当たり馬券を購入するときに必要となった金額だけです。つまりそのレースで購入した金額でしか経費の計上はできません。
どれだけはずれ馬券をかき集めても関係ないんですね。

ただ、これには例外があり事業規模であれば雑所得扱いになり、はずれ馬券も経費にすることができます。これは数年にわたり毎週全レース買ったうえで、それなりの成績をあげていることが必要です。最高裁がこの旨の判例を出しています。

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今回あてた方がどんな人かは公表されることはないでしょうが、今回の当たりが偶然の産物であれば一時所得ということになります。

1万円で馬券購入したとしてさっくり計算すると、

4億7180万9030円-50万円(基礎控除)-1万円(購入費)= 4億7129万9030円
4億7129万9030円÷2 = 2億3564万9515円(課税対象)

この課税対象に累進税率45%をかけると1億600万くらいになりますね。
ただ、総合課税なので給与などとも通算されますのでこれよりも多くなると思います。
これに加えて、住民税や社会保険料もおそらくMAXで計算されることになります。

それでも2億以上は残るでしょうから、うらやましい限りではあります。
でも、当てたうれしさよりも今後の生活の方が大変でしょう。
うかつにぺらぺらしゃべったら有象無象がたかりに来ます。
いきなり派手なことを始めたら周りから不審な目で見られます。
自分をしっかり持たないと人生がめちゃめちゃになる可能性があります。

みすしらずの人を心配しても仕方がないですが、大金を得たことがきっかけで人生を失うことになった人は少なくありません。
そんなことにならないよう、陰ながら祈ります。

 

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