おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

ピエール瀧報道に思う薬物依存症対策

ピエール瀧の逮捕報道がまだ続いていますが、3月17日のTV番組「サンデーモーニング」で、薬物を使う病気であるという話をしていました。
つい何日か前、元プロ野球選手の清原氏が薬物依存症の怖さについて講演していたのを大々的に報道していたばかりでしたね。

headlines.yahoo.co.jp

 

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サンデーモーニングによると、薬物使用者は犯罪人ではなく病人であるというのが、世界の主流の考え方のようです。
薬物を作ったり売ったりすれば明確に犯罪になりますが、使うだけであれば犯罪というよりも病気として対応するべきというものです。
薬物によって脳の一部が破壊されているということらしいです。
だから専門機関による治療が必要で、社会的な制裁で治るというものではないとのこと。

報道によれば、ピエール瀧は20代から薬物を使っているものの、暴力に訴えたりするようなことはなかったようです。この点、人に迷惑をかけないという点で酔っぱらって駅で暴力をふるうサラリーマンよりは、よほどましという気もします。

だからといって、罪はないというものではありませんし、暴力団などの資金源になっているので結果的に反社会行為になっていることは事実。
そもそも薬物を使わない人がほとんどなわけで。使い始めた時の心の弱さは非難されてしかるべきでしょう。

ただ、使用していただけで芸能界追放というのはどうかと思います。
現在の仕事を降板するのはわかります。
「病気」だとしたら治るまでは活動は無理ですから。
でも、完治したら普通は仕事に復帰できるでしょうし、過去の仕事が否定されるものでもないでしょう。
CDの発売が中止されたり、過去の出演作が上映できなくなるなどは明らかにいき過ぎでしょう。

サンデーモーニングでは、過去のCMの「ダメ、ぜったい」とか、「覚せい剤やめますか、人間やめますか」などというコピーが槍玉にあがっていました。
これらが薬物依存者が極悪人のイメージを与えたと。
その通りだとは思いますが、手を染める前にブレーキをかける役割はあったと思います。

そういった意味で、現状は中途半端。
使った人を異常にバッシングするだけですから。
今回は暴力を振るわれるなどの被害者はいなかったでしょうが、少し前に流行った危険ドラッグなどは死者もでています。
被害者がでないようにするにはどうするかの方が大事でしょう。
まずは使わせないようにする。万一使った場合は徹底的に依存症の治療を行う。
バッシングをしてもあまり意味はなく、むしろ社会に必要な人という認識を持ってもらうほうがよほど建設的だと思うのですが。

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