昨年までプロ野球セリーグを3連覇している広島カープが苦戦しています。
優勝絶望という記事もでています。
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いくらなんでも早すぎますが、組織というのは一度歯車が狂い始めると修正するのは難しいもの。
このままズルズルと行く可能性もでてきました。
こういう時に大事なのは目先の1勝にこだわらないこと。
仮にも3連覇したチームなのですから、チームとしての勝ち方は知っているはず。
不調の原因をしっかり見定めて、それに応じた対策をうてばそのうち浮上してくるでしょう。
ただ、この3連覇したという実績がかえって足かせになる可能性があります。
勝つことよりも勝ち続けることの方が難しいことは誰でもしっています。
徹底的にマークされ研究されますからね。
加えて連覇がスタートした年から、選手は三つ歳をとっています。
経験値が体力の低下を上回ればいいのですが、逆の場合はチーム力が低下するのは自明の理です。
そこで、チームのテコ入れが必須になるのですが、これが難しい。
これまで勝利を重ねてきたチームですから、下手に手を入れると逆効果になることがあります。
そんな指導者は非難されてクビになっておしまいです。
これが負けているチームなら、ダメ元でいくらでも変更できるのですが。
常勝球団となった広島カープがどのような手をうってくるでしょうか。
さて、一般の企業ではどうでしょうか。以前、私が勤務していた会社では5年おきくらいで社長が変わっていました。特別業績が悪かったわけではありませんでしたが、よいわけでもありませんでした。
こういう時に新社長がやることは大体同じ。前任者の否定です。
縦割りの事業部制を採用したかと思うと、つぎの社長は営業や開発など業務ごとに横串で組織をまとめたり、さらのその次の社長は事業部制に戻したりと、社員からすると「またかよ!」という気分にさせられました。こういうやり方ではあまりうまくいきませんね。
何か起きた時にあわてて組織をいじるのは泥縄になりやすいです。
手を入れるべきは、やはりうまくいっているときでしょうね。失敗してもリカバリが効きますから。
そう言った意味では、安倍内閣もそうですね。
こんな人や
こんな人もいて、
末期症状のような状況です。
スキャンダルが起きたときに更迭するなど、さっさと手を打っていればよかったのに、グズグズしているからこんな醜態をさらすことになります。
悪い芽は小さなうちに摘んでしまう。
まあ、これが難しいんですけどね。
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