東京オリンピックの競技日程の詳細が発表されました。
同時にチケット発売時期も間近にせまり、マスコミ各社は宣伝に余念がありません。
ただ、このタイムテーブルにはアスリートファーストではないとの批判もでています。
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チケットについては、抽選販売→先着販売→直前期販売 となっていて、今年開催されるラグビーワールドカップと似たような感じになっています。
ラグビーは1競技しかないので、日本やニュージーランドなど一部の国に人気が集中しましたが、オリンピックは競技がたくさんありますから、それなりに買えるはずです。
でも、柔道やサッカーなど人気の競技は倍率がかなり高そうですね。
ラグビーワールドカップは、最初の抽選販売では全部売らないと明言していましたし実際そうでしたが、オリンピックは抽選だけで終了するかもという話がでているので、観戦を考えているのであれば予定がたっていなくても抽選の申し込みはするべきでしょう。
かつてはアマチュアの祭典だったオリンピックも、スポンサーを集めて巨大なスポーツビジネスになっています。当然チケットもスポンサー向けのものが用意されているはずです。
ラグビーワールドカップもチケットなしとなっている試合に、現在ポツリポツリと席が販売されています。
スポンサーがらみで返品されたものなのかは不明ですが、魑魅魍魎の世界なのは確かです。
オリンピックも同様の事態が予想され、抽選販売に漏れたといってもあきらめは禁物。
目当ての競技を追いかけていれば、なにか起きるかもしれません。
さて、一部競技の決勝開催時刻が午前中になったのは、多額の放送権料を払っているアメリカのTV局の意向を酌んだともいわれています。アスリートファーストの考えはどこに行ったのだ、ということです。
ところが、そう単純な話でもないはずです。
いうまでもなくスポーツでのアメリカ市場は世界最大です。
世界的にはマイナーな野球やアメフトで、巨額の報酬を得ている選手はゴロゴロいるのがその証拠。
アメリカの視聴者がみている前で印象に残るプレーが出来たら、アメリカで活躍できる可能性があります。
反対に、たとえ金メダルをとったとしても、誰も見ていなければ残るのは名誉だけ。
選手はそれでいいのでしょうか、ということです。
コンディション的にはアスリートファーストと言えなくても、経済的にはそう言えるのかもしれません。
逆に割りを食うのが現地観戦の観客。
東京都内ならともかく、始発にのっても間に合わない地域に住んでいる人にとっては泊まるしかありません。
当然ホテル不足ですから、チケット争奪戦に勝ったとしても、宿泊場所の確保という難題が待ち構えています。
都民にとっても通勤ラッシュと重なるかもしれません。本当に時差出勤が必要かも。
ところで、抽選販売の申し込みがスタートするのは5月9日のはず。
ですが、公式サイトには「2019年春」という表示しかありません。
ウソを書いていないことはわかりますが、ちょっと説明が足らない+熱意がなさすぎるようです。
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