おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

高齢者ドライバー問題は買い物弱者を解決しないと

保育園児が遊んでいる公園に高齢者ドライバーが突っ込む事故が起きました。
死者が出なかったのは不幸中の幸いです。
自分の命を顧みず子供を守った保育士さんはどんなに称賛されても足りないくらいでしょう。

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その一方、高齢者ドライバーが起こした事故ということで、必要以上に報道されているように思います。
池袋の事故からこの傾向が著しいです。
はたして全国ニュースのトップで扱う内容でしょうか。事故を起こした高齢者ドライバーにはたしかに責任はありますが、ニュースでは極悪人扱い。
近所の人に「〇〇さんはどんな人ですか」「どんな運転をしていましたか」と聞いているニュース番組もありました。
「普通の人です」「安全運転でした」と答えるに決まっています。

原因はアクセルとブレーキを踏み間違えたことでしょうから、誰にでもありうる運転ミス。
何も危険ドラッグを使ったり、飲酒運転した訳ではありません。
まるで高齢者に免許返納を迫るように、大きな力が働いているかのようです。
事故を起こした人が責任をとるのは当然ですが、現状はそれ以上を求める高齢者ドライバー狩りともいえるレベルです。
高齢者ドライバー個人を叩いても、問題は解決しません。
たしかに、反射神経が衰え、視力の弱っている高齢者が免許返納するのは理にかなっています。
それが進まないのはなんらかの理由があるから。

わが団地も70代・80代と思しき方々が運転する姿はよく見ます。
高齢者が車を運転するのは、日常の買い物が多いと何かで読みました。長距離を歩くことができず、重い荷物ももてないとあれば、車に頼らざるを得ません。いわば買い物弱者。
もしそうであれば、買い物の不安を解消してあげないと免許返納は進まないでしょう。
料理の宅配サービスなどもありますが、買い物それ自体が目的になっている人も多いはずです。

年齢とともに身体の自由がきかなくなり、ひきこもりがちな高齢者が人と触れ合うことができる一つが買い物。いわば世の中との接点でしょう。
この楽しみを取り上げるのはちょっとむごすぎます。

なら、買い物付き添いサービスなどはできないものでしょうか。
日本には自動車があふれていますが、休日しか乗らない人は多いです。
平日遊んでいる車は多く、これを借り受けて運転手が高齢者の自宅とスーパーの送迎をおこないつつ、買い物も一緒に行う。
都市部なら1回1時間もあれば十分でしょう。
免許をもっている専業主婦などいくらでもいますから、運転手には事欠かないでしょう。
車を持つということは維持費がかかる訳で、この維持費よりもサービス料が安ければ免許返納の数も増えると思います。

結構いけるように思いますが。

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