安倍首相がイランの最高指導者、ハメネイ師と会談を行い、核兵器の製造の意図はないとの言葉を引き出しました。同時にトランプ大統領への痛烈な批判も受け取ったようです。
ポチっと応援していただけると嬉しいです!
アメリカとイランの仲介を目指していたので、失敗という向きもありますが、核戦争まで望んでいないという意思を確認できたのは成果の一つでしょう。
有権者の一人として、安倍首相の政治スタンスは全く好きではありませんが、この問題については評価すべきだと思います。
世界中の失笑をかってもトランプ大統領のご機嫌とりに終始したのが生きました。
双方共に話ができるのは世界中でも安倍首相だけでしょう。
政治は結果が全てですから、緊張緩和への流れができれば安倍首相の功績は大きなものになります。
流れができれば、ですが。
ただそんな中、日本船籍のタンカーが攻撃されるという事態がおきました。
アメリカはイランがやったと断定したようですし、日本に対する侮辱だとも表明しています。
ところが、安倍首相がイランを訪問しているそのさなかにアメリカはイランに追加制裁を発表しました。
安倍首相のメンツは丸つぶれです。
まさに「おまゆう」状態です。
日本を侮辱したのはどっちなんでしょうかね。
国際情勢でいえば、香港も結構大変です。
香港での犯罪者を中国本土に引き渡し可能にする条例をめぐって大規模なデモが発生しています。
香港の警察が実力行使したようですが、なにやら30年前の天安門事件を思い出させます。
中国政府は暴動だとしていますが、どうでしょう。
こういうデモには、暴動を起こさせる人間が紛れ込んでいることが多いですよね。
誰かが簡単な暴力行為を行い、警察がそれに応戦。あとはその拡大再生産。
最初の暴力行為者はさっさと逃亡。
当然この人間は工作員です。
残された群衆は激高して警察を徹底抗戦の道を選ぶ。
こんな絵図が思い浮かびます。
群集心理の前では、こんなことも容易に扇動できます。
この香港について、日本政府は腰が定まっていません。
非難するのかしないのか。現在は後者のようです。
せっかく改善の機運が増してきた日中関係を悪くしたくはないのでしょう。
これこそ世論を二分してもいいくらいです。
国会では麻生大臣が年金もらってるかなど、どうでもいい質疑応答ばかり。
香港を支持するのか中国を支持するのか、これこそ国会で議論すべきだと思うのですが。
スポンサーリンク