おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

外国人比率2%超えとのことですが

日本の人口が着実に減っていると並行して、日本に住む外国人の比率が上昇しているとの報道がありました。
日本語教師をやっていると、この実感はあります。

headlines.yahoo.co.jp

 

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日本に住んでいる外国人は266万人を超え、全体の2%に達したそうです。
注意すべきは、日本で生まれ育った在日韓国・朝鮮人の人もこの人数に入っていることです。
純粋に海外から来た外国人の数は増えてはいますが、この数字のインパクトほどではありません。

ただ、記事によると島根・鹿児島・熊本など10道県で10%以上伸びたとのこと。
絶対数が少ないですから東京で10%増えたのとはわけがちがいますが、それでも全国津々浦々に外国人が住み始めている現状はうかがえます。

こういう報道を目にすると、よく出てくるのが治安が悪くなるという話です。
ヨーロッパなどの状況をみるとそういう気持ちになることもわからないではありません。

ただ、日本はユーラシア大陸の東の端の、さらに東に位置する島国です。
波穏やかな地中海を進めば着いてしまうヨーロッパとは違います。
日本に来る時には明確な意思と覚悟を持ってくる人たちです。
日本でなんとか一旗揚げたいと思っている人たちです。

そんな彼らが犯罪に手を染めるとしたら、夢破れて明日への希望もままならなくなったような状態のときでしょう。
まあ安全な日本に目をつけて、最初から犯罪目的に来日する人間も中にはいるでしょうが、仕事が終わったら、すぐ日本からでていってしまうはずです。
ですから、日本に居を構えている人たちのサポートをしっかりしてあげれば、治安についてはそう大きな問題にはならないはずです。

むしろ、問題は安価な労働力としかみていない日本企業のあり方でしょう。
一生懸命努力すれば、外国人でも出世するんだということを示すことが必要です。
日本人しか日本企業で出世できないのであれば、日本人に生まれなかった彼らに希望はありません。
その恐れを払拭することだけでもかなり違うはずです。
外国人をいたずらに恐れるのではなく、一緒に暮らす仲間として見ることが結局はお互いのためになるのです。

外国人に日本語を教えていてよくわかりますが、日本語を勉強するということは日本人の考え方も理解していくということです。
日本語を話すということは、日本語ネイティブならではの思考回路で話すことが求められます。
これについてはまたどこかで書きたいと思います。

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