おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

不思議だった吉本興業社長の記者会見

世間は宮迫さんと田村亮さんの会見をめぐり大騒ぎです。
NHKのニュースでも取り上げられていて、ちょっと食傷気味です。
そんな中、吉本興業の岡本社長が記者会見を行い、これまた大騒ぎです。

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さわりだけしかみていないので、見落としの部分があるかもしれませんが、普通のサラリーマンだった私からみてもかなり違和感を感じる内容でした。
私は同社とはなんの関係もありませんが、社員や取引先などの関係者の方が気の毒に思えました。

吉本興業(正確には吉本興業ホールディングス株式会社)は現在は上場廃止していますが、過去は上場していたのでそれなりに企業統治は機能していたはずです。
社長といえば、組織のトップ。
そのトップが会見をするのですから、企業活動のマネジメントの不備と、その改善策について話さなければなりません。

岡本社長は会見冒頭、
「反社会勢力からタレントが金品を受け取ってしまったことに対して、事務所を代表して深く詫び申し上げます」
と言っていました。
ということは、タレントが金品を受け取った原因を見極めて、その対策を説明する必要があります。

ところが、行われたのは二人の会見を受けての言い訳会見でした。
芸人さんたちとのコミュニケーション不足をあげていましたが、なんだかふわっとしていて、どうそのコミュニケーション不足を解消するのかわかりませんでした。
社長であれば組織のやり方を改革し、それこそこの対策をとらせる力があるのですが。
しかしながら、口から出たのはその具体策ではなく一年間の50%減俸処分。
ちょっと違いますよね。
企業のマネジメントを行う社長という立場をわかっていらっしゃるのでしょうか。

また、明石家さんまさんや、松本人志さんから言われたことも明かしていました。
吉本興業における二人の位置づけはよくわかりませんが、社長に意見するような立場なのでしょうか。
であれば、一般の企業では監査役相当です。
もちろん一般社員の声を聞く企業はたくさんありますが、今回の件はちょっと違う次元でしょう。
なんだかわからないけど、社長より偉い人が何人もいるような感じですから。

吉本興業のホームページを見てみると、社員数865名・所属タレント約6000名の大企業です。
上場企業ではないからでしょうが売上高は記載されていませんが、それなりの金額でしょう。
そんな企業のトップの謝罪会見としてはあまりにもお粗末。
社員の人は不安がいっぱいになっているのではないでしょうか。

それとも社長はただの飾りで、他に会社を動かしている人物がいるんでしょうか。
そう思ってしまうほど不思議な会見でした。

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