おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

不動産所得がある場合は確定申告が必要です

タイトルと記事の内容が異なることはよくありますが、この記事も大概ですね。
相続で賃貸不動産を得た人が転落したとのタイトルですが、転落というほどではないような・・・。
せいぜい無知の故にちょっと足をすべらせて転んだくらいではないでしょうか。

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記事では、自宅のローンの支払いに汲々としていた人が、親が経営していた賃貸不動産(おそらくアパートと思われます)を相続して家賃収入が入ってきたところから始まります。
相続税の支払いが終わると、家賃収入が入ってくるうれしさからこれまで我慢してきた消費を増やしていったそうです。
固定資産税を払う段になってお金をつかってしまったことで、あわててどうすればいいか相談に来たということらしいです。
で、アドバイスが生活費を圧縮しましょうということ。
転落でもなんでもないですよね。
 
普通転落というのは、借金が膨大になって返せなくなって家を出て行かざるをえず、さらに借金まで残っているような状態です。
この人はせいぜい固定資産税の支払いが遅れるくらいでしょう。
 
もし、親がアパートを購入して、ローンが残っていたとしても団体信用生命保険に加入させられることがほとんどなので、死んだ時点で借金はチャラになるはずです。
相続した賃貸不動産で必要になるのは、管理会社に支払う管理費や修繕費、それに税金くらいでしょう。
これらは家賃収入からプールしておくべきお金です。
 
この人は家賃収入を給料と同じとかんがえて全部使ってしまったのでしょうが、それは転落ではなく、知識のなさを責められるべきでしょう。
それよりも気になるのが、確定申告について何もふれていないことです。
 
不動産所得は当然確定申告しなければなりません。
不動産から得た収入はローンの利息や減価償却費が主な経費項目になります。
ローンの利息がなければ大きな改築工事を行うなどしなければほとんど黒字になりますから、不動産所得に応じた税金を収めなければなりません。
そして不動産所得の場合は、記帳義務があるのできちんと記録を取っておかなければなりません。
 
確定申告しないと吉本芸人のように脱税扱いされて、かなり重いペナルティーが課されます。
記事を書いた人はこのあたり、ちゃんとアドバイスしたんでしょうか。
他人事ながら気になります。
 
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