おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

キレやすい老人 それ認知症かも

緑内障の私は3か月に1回通院しています。
通っている病院は紹介状がないと初診料が高くなる、地域の拠点となる大病院。
おそらく新型肺炎の患者が近くで発生したら、まず間違いなく運び込まれるであろうところです。

 

かなり緊迫感に包まれているかと思いきや、普段通り。
病院のボランティアの人の中にはマスクをしていない人もいました。
まあ、いつも臨戦態勢というわけにはいかないというのはわかりますが、もう少し緊張してくれていてもいいのになと思ったほど。

ところで、病院に通う患者は当然のごとく年配者が多数を占めています。
最近どうも気になっているのが、キレやすい老人が増えているような感じがすること。
昨日も診察が遅いとクレームつけている人がいました。
かといって短時間で終わると、いい加減な診察と文句つける人がいるし。
 
先日スーパーで目撃した出来事。
80歳くらいの男性。
ルフレジに商品コードをスキャンしたあと、その先進まなくなったようです。
店員さんがかけつけたところ、スキャン前と後で商品を置く場所を左右逆に使っていたことが原因。
店員さんがその説明をしたら、いきなり「どっちでもいいだろ、そんなこと!」と怒鳴り声。
「いやいや、重さで認識しているんで・・・」と店員さんが説明しようとしたら、商品をレジに叩きつけて何も買わずにさっさと出て行ってしまいました。
店員さんにとってはとんだ災難。
自分の無知を棚にあげた態度に、見ているこちらも不愉快極まりなく感じました。
 
でもよく考えてみると、そんな些細なことで怒るようならそんな年齢まで生きていないはず。
自分の失敗を見ず知らずの他人のせいにするのは結構しんどく、また誰からも相手にされず精神的に参ってしまうはずなので。
 
そこで思ったのが、認知症の人だったのではないかということ。
認知症の特徴の一つに暴力・暴言があるようなので。
そう考えれば納得です。
 
いい歳したじいさんばあさんが声を荒らげる姿は見苦しく、相手の人には心から同情します。
ただ、それが認知症によるものなのであれば、店員さんも気持ち的にやり過ごすことができるように思います。
身体的な健康は大事だけれど、頭の健康も同じくらい大切なんだなと改めて思った出来事でした。
 
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