おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

新型コロナウイルスが働き方改革を進めるか

中国だけじゃなく、世界中から来ていた観光客がほぼ丸ごと消え去った銀座は、まあ静かなこと。
それどころか、朝の通勤時間帯もかなり人が減ってきているように思います。
おそらくこんな風な在宅勤務が増えているからでしょうね。
あとは時差通勤の増加もあるかもしれませんね。
 
ニュースなどを見ていると、なんだか戦争状態に入ったかのような報道ぶり。
治療法もないので、みんな怖がるのはわかりますが、社内コミュニケーションは大丈夫なんでしょうかね。
在宅勤務で仕事がはかどらなくなったら、本末転倒なのですが。
 
まあ、でも考えようによってはそんなに悪いことばかりではないかもしれません。
これまで通りの仕事の進め方ではうまく回らないわけですから、やり方を工夫しなければいけません。
日本の企業は外国企業に比べると生産性が劣っているということは、つとに言われているところ。
 
在宅勤務ということは、監視する人がいないことになります。
ある意味サボろうが仕事をしようが社員の自由。
結果さえ残せば文句を言われることはありません。
まさに成果主義そのもの。
 
部下の進捗を管理する人も、これまでのやり方とは違う方法が求められます。
誰がどこまで終わっているか、しっかり可視化を進めないと管理不可能になります。
特にトラブルが起きた時にどうやって対応するか、まさに管理職としての資質が問われるところでしょう。
これらがうまく回っていくと、自然に生産性も上がっていくはず。
少なくとも通勤時間分は節約できるわけですから。
 
いろんな企業で在宅勤務でも仕事ができると証明できれば、なんとかの一つ覚えで叫ばれている「働き方改革」も変わってきます。
現在では単に労働時間を短くすることを目的にしているようです。
それは、生産性の向上が伴ってこその話です。
 
新型コロナウイルス騒動はあと何か月かは長引くことでしょう。
大ピンチではありますが、これまでのやり方を改めるチャンスにもなりえます。
経営者のみなさんの腕のみせどころというところでしょうか。
 
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