おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

アメリカ産の「SAKE」、日本でも飲んでみたいものです

2月21日の朝日新聞夕刊に、米国産の日本酒の記事が掲載されていました。
内容は日本酒メーカーの月桂冠アメリカの原材料を使って日本酒造りに励んできたというもの。
有料記事ですが、リンクを貼っておきます。

 

記事のタイトルでは、わざわざSAKEとローマ字を使っています。
日本酒と違うということを知らしめるためでしょうか。
アメリカと日本とでは、当然米も水も違います。
日本酒は日本産に限ると決まっているんでしょうか。
ウイスキーもいろんな国で作られていますが、スコッチを名乗れるのはスコットランド産だけですからね。
 
まあ、「SAKE」という言葉はすでに日本酒を指している言葉として定着しています。
このように、日本で作られた日本酒が、「SAKE」のサイトで紹介されています。
天狗舞が、Dance of the Demon で紹介されているのは笑いましたが。
できれば、アメリカ産のSAKEを飲んでみたいものですが、どこか輸入しているところはあるかな。
 
大体日本人は、妙に日本発祥のものにプライドを持ちすぎです。
もちろん悪いことではありませんが、実はもったいないことをしているかもしれません。
確かに日本酒とは違うけれども、SAKEという味が違う別のおいしい飲み物と見ればそれほど違和感はないはずです。
 
同じことが寿司にも言えそうです。
海外でも寿司が食べられますが、現地の中国系や韓国系の人たちが経営していることが多いです。
寿司に対する先入観のようなものがない分、自由に商品を開発しています。
さすがにこれらは寿司とは全く違う、「SUSHI」でしょうね。
基本的に現地の人向けですからね。
ニュージーランドに行った時に食べたSUSHIがまさにそうでした。
 
どこかのSUSHIの海外企業が日本に進出してくれないかな、と思います。
もしくは、どこかの回転ずしチェーンと提携して、メニューの一部を提供するとか。
寿司の世界的な広がりをよく実感できそうに思うのですが。
 
一方で、農水省では「海外における日本料理の調理技能認定制度」なるものを始めています。
海外で和食を名乗る怪しげな店が増えているので、正統派の和食を後押ししようというものだったと思います。
2019年9月30日時点で、1,080名が認定されているそうです。
認定されている人の料理でなければダメ、という現地の人がどのくらいいるかですね。
それこそ原材料が日本とは違うわけで、日本の味をそのままというわけにはいきません。
料理のプロセスは同じとしても、作られた料理の味は違ってきてしまいます。
むしろ、現地の食材に応じた現地の食のプロによる、和食の広がりを歓迎するべきだと思いますけどね。
 
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