おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

誰も得しなかっただろう不倫謝罪会見

不倫した男優の謝罪会見を朝の民放のニュース番組で見たけど、このご時世に何をやっているんだろうという感じです。

 

件の男優がなにを言ったかはどうでもいいのですが、なんでもこの会見には150人の報道陣が集まったとのこと。
映像を見る限り、クラスター発生要件の、
・密閉空間であり、換気が悪い
・近距離での会話や発声がある
・手の届く距離に多くの人がいる
これ全部満たしています。
 
いろんなスポーツイベントや舞台演劇などが中止になっているのは、クラスターになって感染が広がるのを恐れているからなのに。

このネタはyahooなどのポータルサイトでもエンタメ系の記事のトップ扱いでした。
会見自体は、男優がナレーションを担当した映画の公開イベントがあり、その終了後に行われたらしいですね。
ところが実際のイベントの内容はほとんど報じられていません。
 
失礼ながらこの映画、全共闘世代にはなつかしいでしょうが、一般受けするとはとても思えません。
三島由紀夫の名前は知っていても、小説を読んだことのある人の方が少ないと思います。
こんなイベントを開いたのは、不倫謝罪会見で注目を浴びるからというのが見え見えです。
記事内の写真にあるとおり、わざわざ映画のタイトルが書かれた背景を背にして会見しています。
イベントと関係ない会見を行うのなら、後ろには何もないところを使うでしょう。
イメージダウンになりかねませんからね。
もはや炎上商法です。
クラスターになったらどう責任をとるんでしょうか。
 
あと、不思議なのが男優が所属している事務所の対応。
イベントの仕事を受けたのなら、謝罪会見になることをふせいで所属タレントを守るのも仕事だと思うのですが。
禊の会見に位置付けたのかもしれませんが、世間の受け止めはNYダウ並みの大暴落。
 
これで会見に参加した記者・レポーター連中の中からコロナウイルスの感染者が出てしまったら、役者生命を絶たれるかもしれないくらいのダメージを負ってしまいます。
 
なんだか誰ひとり得をすることのない会見だったように思いますね。
 
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