おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

NHKのニュースではシティポップが世界で人気らしいけれど

3月22日の朝のNHKニュースで、日本のシティポップが世界で人気というのをやっていました。
70年代から80年代にかけて流行した音楽ですから、私がドンピシャの世代。
若い頃によく聞いていた音楽が世界で認められたのはうれしいですね。
人気の火付け役は、なぜか韓国人のDJだそうで、数か月前の新聞でも取り上げられていたようです。
こういうニュースを見ると、世界中の人が竹内まりやを聞いているような錯覚を起こしますが、もちろんそんなことはありません。
ごく一部のマニアの人たちというのが実情でしょう。
 
ニュースでも取り上げられていた竹内まりやの「プラスティック・ラブ」。
今回のブームの中心的な存在。
ですがYouTubeでは3000万回程度の再生回数。
 
掛け値なしに人気だったピコ太郎のPPAPが3億回以上ですから、やっぱり差はあります。
 
私が日本語を教えている外国人の人で、日本の音楽が好きだという人はそんなにいません。
たまにいても、奥さんが聞いているからというのがほとんど。
母国にいる時から好きだった人に会ったことは皆無です。
アニメや漫画はいくらでもいるんですけどね。
 
この点、いまや世界を席巻しているK-POPとは対照的です。
K-POPは最初から世界で勝負するのを念頭に置いています。
日本の場合は自国の市場だけで食べていけますから、まずは国内で勝ち抜けばひとまずは安泰。
中には日本での人気に気をよくしてか、世界に打って出る人もなくはないですが、多くは箔付け。
やっぱり海外に拠点を移すくらいの覚悟がないと通用しません。
 
DJの人はこれからも日本のシティポップを扱ってくれるようで、それはありがたいのですが、残念ながら対象は40年も前の過去の曲。
歌い手がリアルに歌うことがなければ、爆発的な人気を得ることはちょっと無理でしょうね。
 
それなら徹底的にシティポップの曲調に特化して、世界のニッチ市場で勝負する人がでてきてもいいように思います。
大瀧詠一既に亡く、山下達郎もアルバムを出さなくなって久しくなっているので、正当な後継者として世に出れば、そこそこの成功は固いのではないかな。
 
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