おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

公表されたパチンコ店 楯突いた顛末はどうなりますか

ニュースでも大きく報じられましたが、大阪府の吉村知事が自粛要請に応じないパチンコ6店の実名を公表しました。
実名だけなら大したことないだろうなと思っていましたが、それのみならず「これらの店には行くな」というメッセージ付き。

 

これには驚きました。
仮にも合法的にビジネスをしている企業の顧客に対して行くなというのですから、大阪府による営業妨害そのものです。
法を犯した相手でもないのに、公権力が私企業にここまで牙をむいたのは太平洋戦争後初めてじゃないでしょうか。
 
24日のミヤネ屋を見ていましたが、知事はこれが法律上最大限の処置だと言っていました。
営業停止までは踏み込めないんですね。
これもあって、むしろ公表は逆効果ではという声もでています。
 
どうでしょう。
そんな焼け太りを許してしまうなら、公表した大阪府はただの大馬鹿です。
必ずなんらかのペナルティを考えているはずです。
企業に手を突っ込む手段はいくらでもありますからね。
 
まず考えられるのは、税務調査。
洗いざらい調べ上げるだろうし、重箱の隅をつつくような検証をやるでしょうね。
それから労働基準監督署の調査もあるでしょう。
しっかりした労務管理が行われているかどうか。
なにしろ労基署の監督官は逮捕権限まで持っていて、かなり強力です。
他に許認可の内容でかなり不利な扱いを受けるかもしれません。
 
それだけではなく、本来の目的であるパチンコをやりに行く客を減らす行為もおこわれるはずです。
開店前には多くの客が並びます。
店の敷地内ならいいでしょうが、公道上に並ぶ場合は道交法違反で警察が目をつけるかもしれません。
警察が「交通の妨害」と考えたら、いきなり逮捕はなくても見せしめに何人か職務質問するかも。
あと両替所の前に警官を立たせていやがらせをするとか。
警察ににらまれてまでパチンコする人がどれだけいるでしょうか。
 
とにかく、やろうと思えば何でもできてしまうのが国家権力。
特に今回は感染拡大防止の錦の御旗があって、世論の支持もあります。
多少の荒っぽいことは許容範囲とばかりに、突き進んでも不思議ではありません。
今は拍手喝采でも、将来これがパンドラの箱を開けたということにならなければいいのですが。
 
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