おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

悪者になったパチンコだけれど、結局感染者は出なかったわけで

自宅最寄りの駅の前にあるパチンコ屋さんが、26日から営業再開していました。
ただ午後2時ころに前を通りかかったのですが、空いている台が目立ちました。
大体3割くらいしか埋まっていなかったように思います。
再開を知らない人が多いのか、自粛中にパチンコをやめてしまった人が多いのか。

 

経営者は頭を悩ませるでしょうね。
儲けを出すなら釘を締めた方がいいのでしょうが、あまりやり過ぎると客が来なくなります。
再開したお祝いに出血大サービスすると客は来るでしょうが、赤字が拡大する。
どうしますか。
 
緊急事態宣言中は、悪の権化のように言われていたパチンコ屋。
存在自体が違法か適法かグレーな存在です。
それもあって、あまり大きい声では苦境を訴えられないようです。
 
とにかく日本中から白い目でみられていましたからね。
私も含めて、絶対クラスターになるだろうとみんな思っていました。
 
結局多くの店が休業を受け入れましたが、数は少ないものの休業せずに最後まで営業を続けた店はいくつかあります。
結局これらの店がクラスターになることはありませんでした。
もしあったら、ここぞとばかりにマスコミが報道しますから。
 
結果オーライの面はありますが、貴重な社会実験が行われたとも言えます。
感染者が出たら間違いなく閉店に追い込まれる店と、感染したら自分も家族も死ぬかもしれないのにものともせずにパチンコした客と。
この、ある意味迷惑だった両者が揃って初めてできた実験です。
 
結果はパチンコ屋さんレベルでは3密にはならないことが証明されたことになります。
パチンコは誰かと話すことはなく、ハンドルを握って台とにらめっこするだけ。
あとは、客は強制的にマスクを着用させられたはずで、この状態なら問題ないことを国や自治体が検証するべきでしょうね。
 
パチンコの環境で大丈夫なら、同じような条件の通勤電車も大丈夫なはず。
みんなマスクして、会話をする人はほとんどいませんから。
会社に着いた後でしっかり手洗いをすれば、それほど心配することはないように思います。
 
そういえば、すっかり話題にならなくなりましたが、感染が広がり始めた当初無理矢理開催されたK-1もかなり叩かれていました。
こちらも報道がなかったところを見ると、クラスターにはならなかったようです。
映像とかで観客の行動を検証して、ここまでなら大丈夫そうというのがわかれば、スポーツや演劇でも生かせそうですけど。
 
とにかく実験しようとしてもなかなかできない生の記録があるわけで、これを埋もれさすのはもったいないと思うんですが。
 
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