おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

ちゃんとチェックしようよ

TV朝日の番組をみていたら、木曜日の8時からやっている「警視庁・捜査一課長2020」という番組の宣伝をやっていました。
この番組ですね。
番宣の中で気になる表現が。
「おっとり刀でゆっくり走っていた」というようなセリフを主役の内藤剛志さんが言っていたんですね。
この組み合わせは大間違いなのですが。
 
「おっとり刀で駆けつける」という表現がありますが、これは刀を腰に差す間もなく急いで刀を手に取って大急ぎで駆けつけることをいいます。
トラブルで呼び出されてタクシーで会社に駆け込むような感じです。
「おっとり」という言葉とは真逆の意味になります。
 
意外とTVドラマを日本語の勉強に使っている外国人は多いです。
彼らが間違って覚えないように、TV局ではしっかりチェックしてほしいのですが。
 
あと、明らかに間違いではないものの、ちょっと気になった表現を近所の公園で見かけました。
公園の入り口のところに、市の公園課の名前で紙が貼られていて、
「公園の利用は自粛してください」
と書かれていました。
一般市民の立場としては、違和感を感じます。
うーむ。公園課の人は自粛の意味がわかっていないようです。
 
広辞苑第6版では自粛とは、
「自分で自分の行いをつつしむこと」。
 
公園の利用を自粛するのなら、自粛するべき「自分」とは公園利用者のことになります。
公園利用者が、能動的に公園を利用しないようにすることが自粛です。
近隣住民の有志が使うのならいいのですが、公園についての権限をもつ管理者が使う言葉ではありません。
 
「利用禁止」か、
「利用をお控えください」
とかがよりふさわしいはずです。
 
こちらも市役所の中で変だと思う人はいなかったのか、不思議です。
 
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