なかなか面白い記事を見つけました。
50代の過ごし方で後悔したことという内容です。
ざっとまとめてみると、
第3位 アイデンティティの喪失
第2位 モチベーションの低下
第1位 定年後の人生設計
だそうです。
アイデンティティの喪失は、会社を辞めてしまったら自分にどんな価値があるのかわからなくなったので、名刺がなくても消えないアイデンティティを確立しておけばよかったというもの。
私が以前勤めていたのは大企業ではなかったので、この辺りの機微はわかりません。
でも、大企業を鼻にかける人間は少なからずいるわけで、そういう人にとってはバックボーンがなくなるとやっぱり不安になるのでしょう。
でも第3位というのは多すぎませんかね。
会社の看板だけで勝負できる人はそんなに多くないと思いますが。
モチベーションの低下はなんとなくわかります。役職定年などで重要なポジションから退くことが多くなりますから。
当然収入も下がります。
でも逆に言えば自分の時間も増えるわけで、これをどう使うかでしょうね。
最後の定年後の人生設計についてはどうでしょう。
記事では具体的なことは書いていませんが。
何も考えないのはどうかと思いますが、考え過ぎてもどうにもならないと思います。
1年前に世界中がコロナで苦しむなど誰も想像していなかったはず。
政府が旗をふって極めて順調だったインバウンド消費が壊滅状態になるなど、備えておけという方が無理。
10年後を見据えて動くというのがどれだけ無謀なことか。
どれか一つに勝負をかけるのではなく、いくつかの道をかんがえておくことでしょうね。
人間50年以上もやっていれば、自分の能力と経験は把握できているはず。
まずはその棚卸からやってみて、そこから考えられることをじっくり進めていくことでしょうね。
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