最近のTVコマーシャルに、朝ドラ「エール」の役者さんを見かけることが多くなりました。
好感度が上がっているでしょうからね、いい演技をした人に日が当たるのはいいことです。
主役の妻の古山音を演じているのが二階堂ふみさん。
「エール」にはオーディションで選ばれたらしいですが、すでに実績のある人もオーディションをうけるとはちょっと意外でした。
彼女は現在25歳。
世間的には若手に属しますが、演技力は確かですね。
視聴者を泣かせて笑わせて、怖がらせる。見ていて狂気すら感じます。
どことなく、若い頃の樹木希林さんに似ているのも一因かもしれません。
樹木希林さんも亡くなってもうすぐ二年ですが、その若い頃の演技を見ることができます。
以前も少し書きましたが、BS12で月曜19時から放送しているムー一族。
1978年の放送ですから、希林さんが35歳の時の演技です。
ムー一族の希林さんは色物あつかいで、シリアスな演技はほとんどありません。
ただ、当時スーパーアイドルだった郷ひろみさんの下半身を触りまくっていて、それがまったく照れや嫌らしさがないのがすごいですね。
いまならネットで大炎上必至ですが、抗議の手紙とか来なかったのかな。
あまりそういったトラブルは記憶にないので、ファン公認だったんでしょうね。
そういったキャラクターも希林さんの武器だったのでしょう。
二階堂さんは正統派ですから、さすがに同じようなわけにはいかないでしょうが、予想を上回る演技をするのは同じ。
願わくば希林さんが万引き家族で演じた年代の、70歳を越えた頃の二階堂さんの演技をみてみたいものですが、私はちょっと無理そうです。
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