4連休初日の23日、東京はほぼ1日中雨が降りました。
普段は最低でも買い物とかでどこかしら外出しますが、都知事様の命令?にしたがってずっと家にいましたよ。
それにしても、今年の梅雨は本当に雨が多いですね。
50年以上生きている私でもちょっと記憶にありません。
東京は19日連続雨降りという新記録を作りましたし。
梅雨らしい天気といえばそうなのですが、逆にここまで降ると梅雨らしくないとも言えます。
この「らしい」という表現ですが、日本語教育では初級の最後か、初級と中級の間くらいに勉強します。
日本語の意味を母国語に訳して覚える人には意外と厄介な表現です。
類似の表現がありますから。
「~みたいな」です。
a.今日は夏らしい日です。
b.今日は夏みたいな日です。
日本語ネイティヴは意識せずに使い分けられます。
どちらも気温が30度くらいの時に使いますが、
aを使うのは今日が夏の間だけで、bを使うのは今日が夏じゃない時になります。
「~らしい」は、実際に~だ。~のイメージと同じだ。
「~みたい」は、実際に~ではないが~によく似ている。
という感じですね。
ちなみに、Google先生に英語への翻訳を依頼すると、
a.Today is a summer day.
b.Today is a day like summer.
となりました。
なんか英語にするとa.の日本語のニュアンスが消えちゃっているようにも思えます。
ついでに、
今日は梅雨らしい日です。
の訳は、
Today is the rainy day.
というなんの変哲もない雨の日になってしまいました。
梅雨がこれから毎年のように今年のような大雨を降らすようになると、英語の方がしっくりくるようになるかもしれませんね。
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