コロナがなければ今頃は東京オリンピックの真っ最中。
酷暑が心配されていましたが、長梅雨のせいでそれほど気温は高くないのは皮肉です。
観客や選手が熱中症でバタバタ倒れるということはなかったでしょうね。
まあ、コロナで世界中の人の動きが止まっていますから、それも気象に影響したかもしれませんが。
湿度が高いだけなら、慣れている日本選手が有利。
金メダル数も過去最高だったかもしれません。
文字通り死んだ子の歳を数えるようなものですが。
現実問題、来年も開催は厳しい状況ですが、それでもなんとかなるかもしれない動きがでてきました。
ラグビー日本代表が、今年の秋に行われるヨーロッパの大会に招待されるのが濃厚とのことです。
考えようによっては、外国の選手団の受け入れのシミュレーションとして使えそう。
ラグビーチームのような大人数が国を跨いでの移動ですから、いろいろ問題点が検証できそうです。
この報道は以前から流れていたのですが、日本ではなくジョージアが入っての形が有力でした。
それが今回はBBCも報道していますから、概ねGOのサインが出たのでしょう。
ジョージアはヨーロッパの第2グループ。
勝負は戦う前から見えています。
それなら、放送権料も見込める日本に入ってもらった方がいいのは当然です。
問題は日本の方。
トップリーグのチーム練習が再開したくらいでコンディションは当然よくない上に、そもそも選手選考がどうなるか。
それに肝心のジョセフヘッドコーチが来日できるかどうか。
ニュージーランドは台湾と同じく、数少ないコロナの抑え込みに成功した国。
現在でも人の交流は厳しい制限をつけています。
第2波、3波が予想される日本に危険をおかしてまで来てくれるかどうか。
他にもいろいろある障害を取り除いて遠征メンバーを決めたとしても、現在の日本はかなり厳しい縛りがあります。
特に帰国時。
ただ、スポーツの国際試合に向けてとなると特例を認めそうな気がします。
来年のオリンピックに向けて、どこかで制限をゆるめなければなりません。
外国人選手をどこかのタイミングで受け入れなければいけませんから。
これを世論がどうみるか。
その第一弾として、自国の代表チームが海外で試合をして帰国した時などはいい判断材料でしょう。
感染者数が増えている日本のチームを招待してくれる奇特な国はそんなにありません。
千載一遇のチャンスとも有難迷惑とも言えますが、日本協会(と日本政府)は受けるかな。
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