私の年代の人には懐かしい、アニメの「ハクション大魔王」。
東京では土曜日の午後5時30分から、「ハクション大魔王2020」が放送されています。
土曜日の夕方はあまり家にいませんでしたが、コロナのおかけでほぼ在宅時間。
なんとなく見始めましたが、十分楽しめますね。
普通、アニメのリメーク物はつまらなくなるものですが、50年前と現在の比較など工夫されていてつい見てしまいます。
正確には続編の位置付けということもありますが。
前作のハクション大魔王が放送されたのは1969年から70年にかけて。
昭和でいうと44年から45年になります。
私が小学校1年から2年にかけてになります。
それから50年前というと大正時代。
現在のハクション大魔王2020を見ている小学1年生からすると、私が大正時代をイメージするのと同じになります。
同じ日本とは思えないはずで、ネットもスマホもない社会をイメージするのは難しいでしょうね。
8月1日に放送された回では、主人公カン太郎のおじいさんで、50年前の主人公だったカンイチが登場。
大魔王とアクビと感動?の再開を果たしていました。
50年前のシーンもところどころに入っていて、懐かしかったですね。
69年版の最終回で大魔王とアクビは壺の中に100年間閉じ込められてしまいます。
壺に吸い込まれる直前に、アクビは「カンちゃんのことが好きだったの。」と告白します。
2020で再開したときは、微塵もそんなそぶりを見せなかったので、そのことは忘れているようでした。
一方、お風呂でカンイチがカン太郎に話しかけるシーンがありました。
この時に、「好きな女の子がいて、自分の気持ちを伝えなかったことが残念だ。」と言っています。
誰とはいっていませんでしたが、アクビのことでしょう。
脚本を書いた人は当然69年版もみているでしょうから、あえて恋愛感情を表現しないことで二人の思いを完結させてあげたのかもしれませんね。
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