「日本」のコロナ死亡率が欧米より大幅に低いことが数字として確認されました。
ようやく行われた入院患者の大規模調査でわかったようです。
ただ、主語は「日本人」ではなく「日本」です。
おそらく、調査では国籍での切り分けを行っていないからだと思われます。
でも、この記事を読んだ人の半分以上は「日本人」と思っているはずです。
少し前に、政府の偉い人がこんなこと言ったり、
研究者の人も、日本人は自然免疫で治るという仮説を立てたりしていますから、
みんな日本人は特別だと思い込んでしまいますわね。
でも、日本には日本人以外の外国籍の人も住んでいます。
令和元年6月末現在の在留外国人数は280万人超。
在日韓国人2世とか3世などの人数も含まれていますから単純ではありませんが、これだけの人数ならもっと日本国内の死亡者数が増えていてもおかしくありません。
日本人だけがもつ何かがあるとは、ちょっと思えません。
記事によると「日本での」コロナ患者は欧米のコロナ患者と比べると、糖尿病と肥満の割合が低いようです。
どうやら原因はこちらにあるように思います。
日本語教師の私は、これまで何百人もの外国人と接してきました。
糖尿病かどうかまではわかりませんが、肥満体の人はごく少数。
よくアメリカの映像ででてくる、ウエストが2mくらいありそうな体形の人は皆無でした。
統計などはないでしょうが、日本に暮らしている外国人の肥満率は高くないのではないでしょうか。
日本人の肥満率は世界でも低い4.5％程度らしいので、感染者が増えても重症にまで至る人が増えないのは、「日本に住んでいる人」の肥満率が低いからではないでしょうかね。
もしそうであれば、肥満を促進するロックダウンやステイホームは愚策中の愚策になる訳ですが。
調査結果は中間報告らしいので、まだ調査は続くようです。
なんとか秘密を解明してほしいですね。
スポンサーリンク
