おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

おもしろいんだけどちょっと違和感がある「エール」

自殺やら不倫やら大麻やらのよくないニュースが続く芸能界。
こういうニュースを目にするとほっとします。
暗い内容よりは明るい方がいいですからね。

www.jprime.jp

 

で、朝ドラの「エール」。
現在戦争時の日々を描いています。
太平洋戦争は日本の歴史では欠かせない出来事ですから、TVや映画でも数えきれない作品が作られています。

私は戦後生まれですから、戦争中の暮らしぶりはわかりません。
ただ、子供の頃みていた戦争中の暮らしを描いたドラマはひたすら暗いもの。
強制労働、金属類の回収、英語は禁止、贅沢は敵だ、等々。

 

私が小学生だった昭和40年代後半は、戦争が終ってから30年も経っていません。
作品を作っている方も見ている方も戦争経験者ばかり。
そんな環境で、あまりにも実情と違うものは作れないでしょう。
昔の作品はこんな世の中には二度としてはいけないという決意のようなものを感じましたから。
戦争中に生まれなくてよかったと、子供心に思わされたものです。

 

そんな作品たちと「エール」はあまりにも違います。
戦争中でもかなり明るいんですよね、エールは。

いまでは制作現場に戦争経験者はまずいないでしょう。
時代劇を作っている感覚なのかもしれません。

 

100%史実に基づくとドラマにならないのはわかりますが、かといってあまりにも違うのも考えもの。
例えば、軍隊の召集令状のことを当時は「赤紙」といっていたはずです。
赤紙という言葉は禁句なのでしょうか、まったく出てきません。
軍歌もそうですね。
戦時歌謡という言葉を使っています。

過剰な忖度でなければいいのですけどね。

 

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