なんだか読んでいて切なくなる記事を見かけました。
陸上自衛隊の49歳の一尉が「現実から逃げたくて」ということで、11日間無断欠勤したそうです。
49歳ですからねえ。
入隊して30年は経っているだろうし、いまさら訓練がいやになるとも思えません。
自衛隊の一尉は軍隊では大尉相当ですから、立派な幹部隊員。
普通の会社では課長レベルでしょうか。
中間管理職の悲哀は自衛隊でも同様なのかもしれません。
でも逃げたくなるような現実とはなんでしょうね。
仕事のことか家庭のことか。
まあ、自衛隊は普通の会社の感覚でははかり知れませんから、自衛隊ならではの悩みもあったのかもしれません。
ただ、無断欠勤くらいで新聞ネタになるのもちょっと不思議。
自衛隊は機密の塊の組織ですから、外国からのアプローチもあることでしょう。
いつの間にかからめとられてしまって、逃げ出したくなったのかもしれません。
いずれにしろ、人間だれしも神ならぬ身なのだから失敗や悩みは当然のこと。
でも、悩むなと言っても悩んでしまうのが人間というもの。
その点、見習うには恰好の人がいます。
国が決めたルールを破ろうが、一緒に働いている人を軒並みコロナに感染させようが知ったことか。
選挙に勝つためには手段を選ばないトランプ大統領です。
もちろん1から10まで真似るのは無理ですが、絶対的に自分は正しいと思いこむのは悪いことばかりではないでしょうね。
私もこの人の神経の図太さの100分の1でもあれば人生変わっていただろうなあと思います。
まだまだ続くトランプ劇場。
この人見ていたら、たいていのことはどうでもよくなってくる気がします。
無断欠勤した一尉も参考にすればやり直せるんじゃないでしょうか。
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