12日は東京でも1年に何回あるかというくらいの寒さ。
昼はオンラインの日本語レッスンだったのですが、夜は学校でのレッスン。
夕方はじめて外に出ると、室内との温度差が身にしみます。
夜7時くらいに都会にでる、世の中とは逆の動きになりました。
2度目の緊急事態宣言が出されて初めての夜の街。
夜9時にレッスンが終わって外に出てみると、ゴーストタウンは言い過ぎだけど立ち食いそばの店まで閉まっていて、それに近いものがありました。
かといって、人がいないのかというとそれも違います。
6時くらいのターミナル駅は、通常ならこれから帰宅する人が増えてくる時間帯。
それが朝の通勤ラッシュと同じくらいの人の波。
会社の終業時間が早くなったのか、残業禁止が徹底されたのでしょう。
もしくは、仕事の後の一杯ができなくなっただけなのか。
リモートワークの定着にはまだ至っていないようです。
まあ、それというのも「夜8時以降の不要不急の外出を自粛」と、みんなが勘違いしているから。
西村大臣は、12日になって日中でも不要不急の外出は控えてくれと呼びかけています。
でも、これは時系列でみると本人がまいた種。
もともとは西村大臣が1月2日に知事に対して8時以降の自粛を知事に要請しています。
それを受けて、1月4日に首都圏の4知事の行動がありました。
とうとう国会でも突っ込まれました。
普通に考えればウイルスが夜行性なわけはなく、8時以降に限定した行動自粛に意味があるとは思えません。
1月2日に報道された後、4知事の「緊急事態行動」の発表の後、いずれも訂正の機会があったのに、なぜしなかったのかが不思議です。
頭の中で考えていることと違うことが口から飛び出ることは、誰でも時々起きること。
西村大臣は絵に描いたようなエリートだから、自分の失敗を訂正できないのかもしれない。
最近よく政府答弁で「誤解」という言葉を聞きます。
政治家なら有権者に誤解を与えない表現方法を習得すべきだし、誤解が広まっているようならすぐに訂正できるような体制をとってほしいですね。
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