おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

異邦人の舞台が中央線だったとは

21日に放送されたNHKのバラエティー番組「日本人のおなまえっ!」。
1980年前後にヒットした曲名の改名についての話でした。

1975年の「心のこり」
1979年の「異邦人」
1980年の「みちのくひとり旅」の3曲。
わたしが中高生時代の曲ですから、いずれもよく知っています。

 
この中で一番びっくりしたのが「異邦人」についてでした。

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シルクロードをイメージしたCMが評判になって大ヒットした曲です。
最近はエレファントカシマシ宮本浩次さんがカバーして、これも話題になりました。

 

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音楽もそうですが、歌詞の内容がいかにも中央アジアの感じがでています。
ただ、曲を作った久保田早紀さんの話だと、学校に通うために乗っていた中央線から見た風景を歌にしたとのこと。
それがシルクロードをテーマにした曲にしようということで、歌詞やタイトルが変わったそうです。

中央線とシルクロードではイメージが全然違いますが、曲には中央線のにおいは全く感じません。
異邦人プロジェクトのメンバーは凄腕揃いだったようですね。


あともう一つ、番組でびっくりしたのが、異邦人の曲を使ったコマーシャルをそのまま全部流したこと。
NHKなんですけどね。

三洋電機のカラーテレビのCMだったのですが、社名も製品名もぼかしを入れるわけでもなく、23万円という値段までそのままでした。
大昔は山口百恵のプレイバック Part2で、「真っ赤なポルシェ」を「真っ赤なクルマ」に変えさせたのとは大違いです。
むしろ、番組スポンサーに気を使わなければいけない民放の方がCM流せないかもしれません。


ところで、この後の番組のニュースウォッチ9で、ベテランアナウンサーが「見れない」を連発していました。
「見れない」は、ら抜き言葉ですから現在正しいとされている「見られない」の誤用です。
ら抜き言葉NHKは許容したのかなあ。

CM放送といい、ら抜き言葉といいNHKが変わりつつあるのは確かなようです。


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