24日の朝のNHKニュース「おはよう日本」をみていたら、K-POPの新戦略についての話をしていました。
BTSの事務所の幹部に日本のメディアで初めてインタビューできたそうです。
NHKプラスに申し込んでいたら、あと2,3日は見られるようです。
いまや世界を席巻しているK-POP。
BTSのDynamiteは踊りといい、曲といい文句のつけようがありません。
グラミー賞も可能性十分です。
BTSを生み出した勢いもあって、インタビューはかなり強気な内容。
グローバル市場で成功する方程式を生み出したので、それをもとに世界各地に進出して現地でプロデュースを進めるとのこと。
うーん。
要はBTSのコピーグループを世界中で量産しようということなんでしょうか。
なんだかアジア各地に持って行ったAKB商法を思い出します。
どこまで本当のことを言っているのかわかりませんが、もう少しBTSの後のグループなどについて語ってほしかったところです。
で、まずは日本市場を目指すというわけで、日本でのオーディションに参加した男性を番組では紹介していました。
16歳の彼は2次審査を無事通過。
世界で活躍したいと目を輝かせていました。
そうなると本当にいいのですが、事務所の戦略は日本市場の攻略。
日本で売れなければ世界進出も難しくなります。
そのためにはジャニーズの牙城を崩さなければなりません。
ジャニーズと既存メディアの関係は言わずもがな。
そう簡単にはいきそうにありません。
日本で認められても、その延長線上に世界があるかというとまた微妙。
数年後には潮流が変わっているかもしれません。
そのころに日本スタイルのK-POPが受け入れられていればいいのですが。
事務所とアーティストの間に、ベクトルのずれが起こりそうな気がします。
純粋にK-POPにあこがれているならいいけど、世界で活躍したいのならやっぱりアメリカに行くのが早道でしょうね。
アメリカで売れたものが、アメリカだけしか受け入れられないというのはまず考えられません。
サッカーのようなスポーツなら「まずは日本で活躍して」はありでしょうが、世界のエンタメ業界で名をあげたいならさっさと本場に行くべきだと思いますけどね。
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