おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

うまくいけば橋本聖子首相もありえるかも

森さんの後任に橋本聖子さんが就任。
橋本さんは1964年生まれですから、私より2学年下の同年代です。

www.sankei.com

 

橋本聖子」の名前は私が大学生の頃から耳にしていました。
細かいことは覚えていませんが、高校生でありながらスピードスケートの期待の星と言われていたと思います。
当時は松田聖子が人気絶頂でしたから、名前のインパクトもあったかもしれません。


初出場だった1984年のサラエボオリンピックでは目立った成績は残せませんでしたが、期待が集まったのが88年のカルガリー大会。
500mから5000mの全種目に出場。
メダルも期待されましたが、残念ながら入賞止まり。
ただ、全種目で入賞というのは快挙に違いありません。


ようやく銅メダルを取れたのが92年のアルベールビル大会。
やや力は衰えていたように感じましたが、女子フィギュアの伊藤みどり選手に注目が集まり、プレッシャーから解放されたのかもしれません。
このあと94年のリレハンメル大会にも出場しています。
また、自転車競技でもソウル・バルセロナ・アトランタ大会に出場、計7大会も出場しています。
選手引退前から政治家としても活躍、現在に至るというところです。


こうしてみると、20歳前後のころから現在まで、長く活躍されていることがわかります。
それだけマスコミを賑わすことも多かったですね。
特に人気実力ともピークだった1988年の頃はアイドル歌手並み。
お父さんが名馬マルゼンスキーの馬主というのも興味をそそられたのでしょう。


国内だけならまだよかったのですが。
橋本さんと同じくスケートと自転車の両方でオリンピックに出場した東ドイツのローテンブルガーという選手がいました。
カルガリーで金、ソウルで銀メダルをとっているので選手の格としてははるかに上。
おそらく橋本さんのことは眼中になかったはず。
それなのに、二刀流「ライバル」の橋本さんについての質問をしつこく聞いた日本の記者がいて、あきれられたそうです。
橋本さんも赤面したことでしょう。


そんなこんなでセクハラ騒動なんかもあり、若いころからマスコミ対応は嫌でも慣れてしまったかもしれません。

それでもニュースの扱いの大きさでは今回の方が一番でしょう。
日本どころか、世界でもトップニュース扱い。
50代も後半になって、現役時代を上回る注目を集めるとは夢にも思っていなかったでしょう。

それだけに困難な仕事というのは誰もがわかっています。
もしうまく着地できたら、政治家としての評価はうなぎ上り。
女性初の首相も視野に入ってきます。
逆に失敗したら一生ついてまわります。
これだけハイリスク・ハイリターンの仕事もめったにありません。
橋本さん就任のコメントを求められた小池さんが素通りしたのも、それがわかっているのかもしれません。

橋本体制でのオリンピックの成功は、日本を大きく変えるきっかけになるかもしれませんね。


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