以前料理教室に通っていたので、大さじ1とかカップ1/2とか、基本的な計量はどうやってするかはわかります。
ところが料理本とか料理番組とかでは、いま一つはっきりしない表現がでてきます。
「ひと煮立ち」とか、「火が通るまで」とか。
このあたり、「モーニングショー」で特集していました。
本日6/10放送「レシピ語の秘密」
— 羽鳥慎一モーニングショー (@morningshow_tv) 2021年6月10日
料理のレシピで使う独特の表現に戸惑う人が続出。
戸惑った #レシピ語 ランキングです。
1位『適宜』
2位『少々』
3位『さっと』
どれもレシピでよく見かける表現ですよね。
皆さんは、分かりますか? pic.twitter.com/vUOLiQwcvK
詳しいことはリンク先のツイッターをみていただくとして、これまで言葉のイメージだけで作っていたことがよくわかります。
より詳細な内容は、ハウス食品が作ったこのサイトをご参照ください。
適量と適宜の違いなど、ベテランの主婦でも知らない人が多いんじゃないかなあ。
答えは、「適量」がちょうどいい量を必ず入れることで、「適宜」は入れても入れなくてもいいということ。
「適量」はよく出てきて、「適宜」はあまりみかけない印象。
ところが、よく見ているはずのNHKのきょうの料理でも使われていました。
きっと、脳内で適宜を適量に置き換えていたのでしょう。
ちなみに、「適宜」を広辞苑で調べると、最初に「その場合・状況にぴったり合っていること」とあります。
これは「適量」ではないのかなあ。
出演者からは「お好みで」でいいのではという意見があり、この方がわかりやすいのは確か。
なんでわざわざ難しくしたんでしょうね。
料理しようと入門書を開いたとたんに意味のわからない用語が出てきたら、一気にやる気が失せそう。
意味のわからない言葉はレシピ本に書いてあっても、正確に再現できない人が多くなってしまいます。
レシピ語辞典を作ってくれるのはいいのですが、わかりやすい表現への変更運動でもしてくれればもっとありがたいと思いますけどね。
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