サッカー欧州選手権決勝の結果はイタリアが優勝。
放送権がない地上波のTV局は、ゲームの内容より6万人のマスクなし観戦の方を大きくとりあげています。
スタジアムの観客はワクチン接種や陰性証明などの縛りがありますが、街角のパブなどではそんなものはありません。
パブリックビューイングも含めて、三密・ノーマスクで大騒ぎです。
もし優勝していたらイングランド中がお祭り騒ぎになったことは間違いなく、その時はどんなことになっていたか、ちょっと怖ろしい。
それも踏まえての社会実験なのだから、イギリス政府も肝が太い。
規制緩和はスタジアムだけにしないと実験にならないような気がしますが、そう考えるのは私が日本人だからでしょうか。
私は決勝戦を見るのをすっかり忘れていて、気づいたら朝の7時過ぎ。
あわててWOWOWをみたら、敗れたイングランド代表の選手たちが表彰式で銀メダル?をかけてもらっているシーンが映っていました。
ところが、メダルをかけてもらった直ぐ後に、ほぼ全員の選手がメダルを外していました。
2019年のラグビーワールドカップの決勝で敗れた時のイングランド代表と同じ行動です。
この時は自国開催ということもあって日本のマスコミも報道していましたが、今回はまったくその報道を見ることはありません。
これは日本だけではなく、イギリスのマスコミも同じです。
ようやく見つけたのがこのサイト。
但し、単に行動だけを報じていて、あまり非難のニュアンスはうかがえません。
大きな大会で2連続準優勝となったイングランド。
くやしいのはわかりますが、もらった2位のメダルをすぐ外すというのはイギリス(イングランド)人の特徴なのかどうか。
日本人ならまずやりませんからね。
今私が教えている日本語学習者にイギリス人がいないので、確認できないのがちょっと残念。
イギリスも日本も同じ島国なんですが、思考回路はずいぶん違うものですね。