コロナで日本にいた外国人も結構帰国して、おかげで日本語教師の仕事は激減しています。
ただ、帰国してもオンラインで日本語の勉強をつづけてくれる人がいて、ありがたい限りです。
昨日レッスンした人もその一人。
現在アメリカに住んでいます。
週一のレッスンなのでレッスンの始まりには、この一週間起きたことを話してもらっています。
話の流れでオリンピックについての話になりました。
日本では無観客で大騒ぎになっていると伝えるとちょっと驚いていました。
どうやらアメリカではオリンピック関係のニュースはほとんど報じられていないようです。
たしかにニューヨークタイムズでも、
イギリスのBBCも、
東京オリンピック関係の記事は、あまりみあたりません。
競技が始まったら別でしょうが東京で開催されるオリンピックという行事自体には、海外ではあまり興味は高くないようです。
例えば、バッハ会長の失言に多くの日本人がいきりたっていますが、
失言のニュースを報じている海外メディアのサイトはありません。
みんなたいした問題ではないと考えているのでしょう。
しょせんオリンピックもそんなものだと、認識をあらためた方がよさそうです。
むしろ、オリンピック関係者を分ける目的で、エレベーターを「日本人専用」「外国人専用」と人種差別的な貼り紙をしたホテルの対応の方が大きく報じられています。
とんだ勇み足です。
なんだか世界中の目が東京オリンピックに向いているような気分にさせられていますが、そんなことは全然ないので、みなさん少し肩の力を抜いた方がよろしいかと思います。