おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

新聞記事もブログもタイトルが大事だよなあ

この記事のタイトルだけみると、尾身会長がバッハさんを小馬鹿にしたのかと思いましたが、もちろんそんなことはありません。

mainichi.jp


バッハIOC会長が有観客を提案したことについて、尾身会長が否定したものです。

ただ、タイトルの読み方次第では、「普通の神経の持ち主なら有観客の判断をするような発言はしない」ともとることができます。

なぜそう思うかと言うと、「尾身会長」の前に「発言」という文言を入れているから。
これだと、発言そのものが「普通の判断」ではないととらえることができるからだと思います。
記事の中身を読むと、この状況では有観客にするのは難しいという意味だとわかります。

中身を読まないで、タイトルだけで思いこむ人はすくなくありません。
誤解を招かないようなタイトルにしてほしいものです。


まあ、尾身会長は6月にも「今の感染状況で開催は普通はない」と言っています。

www3.nhk.or.jp


今回と表現方法がよく似ています。
学者さんですから、メッセージを伝えるのがうまくないのかもしれません。
それでも新聞記者は誤解のないような見出しをつけるべきですが。


口頭での会話・議論では日本語母語者とほとんど変わらないレベルの日本語学習者は珍しくありません。
ところが、そんな人たちに日本語で文章を書いてもらうと、小学生でも書かないようなひどい内容になることがよくあります。
日本語の構文構成になれていないことが一番大きいです。


新聞記者は記事を書く訓練は当然受けているだろうけど、見出しのつけ方はどうなんだろう。
訓練で身につくより、生まれ持ったセンスの方が大きいかもしれません。
そういえば、ブログも記事のタイトルが一番大事だとよく言われます。
私は面倒くさいので、適当につけていますけどね。