おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

「愛しております」と言った小室さんの心中を考えてみた

26日の二人の会見は、日本人なら人それぞれ思うところはあるでしょうね。
私が注目したのは、小室さんの「眞子さんを愛しております。」と言ったところ。

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「愛している」は日本語ではかなり重い表現。
「大好き」と違って、そんなに気軽には使わないのが普通。
一世一代といっていい会見の席で使いましたか。


日本語のレッスンで、「愛しています」と「大好きです」はどう違うか質問されたことがあります。
質問者は日本人の彼女がいる人。
日本語でLOVEをどう言うのがいいのか迷ったようです。
すぐには答えられず、1週間待ってもらいました。


英語はいいですよね。
I love you.(愛しています。)
I love chocolate.(チョコ大好き。)
 
という感じで、人でも物でもLOVEひとつで間に合ってしまいます(たぶん)。

広辞苑をひいてみると、
愛する:特に異性間で、相手を慕う。恋する。
大好き:たいへんに好くこと。最も好むこと。

これでは説明になりません。
しょうがない、自分で考えをまとめましたよ。

「大好き」は自分の好きという気持ちだけを意思表示したもので、「愛している」はそれプラス相手からなんらかの見返りが欲しい時に使うもの、と説明しました。


「愛している」は恋人や夫婦では使っても、告白するときにはあまりふさわしくないからです。
それだけに、使う時は二人の結びつきを強調する効果があるように思います。

外タレの人がよく言う「ニホンノミナサン、アイシテイマス!」に違和感を感じる人も多いでしょう。
「ニホンノミナサン、ダイスキデス」ならそんなに不自然ではありません。
だから、当たらずといえども遠からずというところでは。


小室さんは他の表現を使うこともできました。
「大事に思っている人」「心からいとしい」とか。
「慈しむ」「愛おしむ」を使っても間違いではないでしょう。


それなのに、「愛している」を使ったのは日本中に自分の強い気持ちを表したのだと思います。
何があっても二人で生きていくという覚悟を示したのであれば、その決意は天晴れでしょう。
お幸せにという気持ちと共に、これからはそっとしておいてあげるべきだと思いますが。