アウェーの放送権がないせいか、地上波が取り上げる回数がめっきり減ったサッカー日本代表。
負けたら終わりの闘いが続いていますが、その指揮官の森保監督へのサポーターからの風当りは相変わらずのよう。
ありえない話ですが、もし森保監督が「ケガをしたら一般人になる。意味ないから、そんな選手はいらない。」と発言したらどうなりますか。
あっという間に大炎上。
即座に解任でしょうね。
ところがこの人が言うと違います。
記事でも書いてありますが、新監督からの檄ととらえているようです。
プロスポーツの選手は試合に出てなんぼ。
ケガで出場できないならお金を稼ぐことはできません。
キャンプまでにケガをしない体作りをして来いという親心と言えば、まあその通りかも。
でもこのあたりのさじ加減は本当に難しいと思う。
メッセージを受け止める側からすると、ケガをしたらおしまいと考えるかもしれない。
そうなったらケガしても黙っているか、ケがをしないような消極的なプレーに走る選手がでてきても不思議ではありません。
それは監督としては本意ではないはず。
言葉を発したら誤解のないようにしっかり意思表示して、チームで意識を統一しておかないと後々トラブルの元になるのだけれど。
一般企業でも同じ。
上司からすると愛のムチでも、立場が変わればパワハラ。
どんな組織でも大なり小なり絶対にあることなので、しっかりコミュニケーションをとるしかないのだけれど。
今はブラック呼ばわりされるのを怖れて、社会全体が委縮しちゃっているからなあ。
新庄新監督はどんな手綱さばきを見せてくれるか。
いい成績をあげて、日本のリーダー像も変えてほしいところです。