毎年元日の夜はウィーンフィルを見るのだけれど、今年はジョブチューンという番組をみました。
1日の放送内容はコンビニ3社がだしているコンビニグルメ商品を、一流の料理人やパティシエの人たちが合格不合格をジャッジするもの。
たまたま見たら、引き込まれてしまいました。
各社の商品開発責任者の人たちも出演していましたが、反応をみるとまったく忖度抜きの内容だったのがわかります。
特にスイーツのジャッジが厳しく、セブンイレブンとローソン の一番の自信作が不合格になっていました。
開発を担当した人は悔し涙を流していましたが、いかに本気だったかということ。
それだけに、合格した商品は本当においしいのでしょう。
試作品だけならいくらでもおいしくできるでしょうが、利益を出す商品でかつ大量生産できないと日本全国に展開している店では売れません。
ある意味、手足を縛られている状態での商品開発ですから、担当者の苦労もわかろうというものです。
決して安かろう悪かろうではないコンビニグルメ。
番組で紹介していた商品はいずれも500円で買えるもの。
日本在住の外国人からも絶賛の声をよく聞きます。
なるべくお手頃価格で消費者に届けたい気持ちはありがたいけど、それだけ利益幅が狭くなるのなら従業員に反映する給与が影響を受けてしまいます。
オリンピックで海外メディアでも紹介されるくらいおいしいのだから、もう少し値段をあげてもいいんじゃないかな。
ともあれ、番組で合格になった商品はこれから売上が3割増しくらいになるだろうな。
私もファミマのビーフシチューを買ってみようかと思います。