年末年始に生乳の大量廃棄の危機とのニュースが流れたのは昨年の12月。
これを受けてスーパーやコンビニが支援セールなどを行っていました。
私も普段は甘いものは食べないのですが、お正月にジョブチューンでダメ出しされていた乳製品のスイーツを買ってみました。
普通においしかったですけどね。
私の舌では一流パティシエにはなれそうにありません。
さて、生乳の危機のその後はどうなったんだろうとは思っていましたが、続報はなし。
やっと、NHKのあさイチで取り上げていました。
それによると、年末年始の大量廃棄は避けられたものの、3月から5月にかけて年末年始以上に危ないらしいです。
なんでも、春先が一番生乳が作られるとのことで、消費が伸びないとまた廃棄の危機がくるそうです。
少し前まで国産のバターが足りないと大騒ぎしていたのですが、いつのまにか作り過ぎていたようです。
今回の年末年始が特別というのならわかるんだけど、なんだか需要の読み違いのような気がします。
供給過多になれば、生産者が淘汰されるのが経済原則。
供給を調節するのがJAの役割のような気がしますが、違うのかな。
まあ、日本から酪農農家がなくなってしまうと困るのは消費者の方。
せめてJAには消費喚起のために、生乳を使った新製品や牛乳を使うレシピの開発などを進めてくれないものかな。
「買って買って」だけでは限界ですよねえ。