東京・神保町にある岩波ホールが閉館になるそうで、ニュースになっていました。
岩波ホールはミニシアターのはしりともいえる存在。
昔よく神保町に行っていたけど、地下鉄から階段で地上に出るときに壁に大きな映画のポスターが貼られていたのをおぼえています。
アジアやヨーロッパの、商業目的ではない文化的な作品が上映されていたように思います。
本当に映画が好きな人が集まっていたような感じ。
割と固定客がいたように思うのだけれど、それでもコロナで足が遠のいたのかな。
もう神保町には行くことはなくなったけど、あのポスターが見られなくなるのはちょっと寂しい。
でも、フィルムを上映するだけの映画館でこれだけ苦しいのだから、実際に人が演じる劇場は本当に大変だろうな。
商業劇団はある程度覚悟してやっているだろうけど、能や狂言など伝統芸能をやっている人たちはどうなんだろう。
ただでさえ小さい場所だから、チケット収入も微々たるものになるはず。
国の支援があるのかな。
伝統芸能は廃れると復活することは難しいから、頑張ってほしいものです。
