15日のトンガ沖の大噴火。
トンガの被害状況がわかっていないようです。
南太平洋の島国の認識しかない人も多いでしょうが、ラグビーファンにとってはとても大事な国。
日本代表でも多くのトンガ出身の選手が活躍していますし、オーストラリアやニュージーランドでもトンガに出自がある選手は多いです。
この週末のラグビーリーグワンの試合会場でトンガの国旗を持参した人が結構いたようで、ラグビーファンで支援したいと考えている人は多いはず。
試合会場とかで募金をすれば、相当の金額が集まるでしょう。
私は確定申告がおわるまで会場にいけそうにありませんが、募金サイトでもできれば協力できるのですが。
ところが、日本ラグビーフットボール協会にはそんな意識はないようです。
協会やリーグワンの公式サイトを見ても、トンガに対してのお見舞いの気持ちとかは17日現在、見当たりません。
ノーサイドの精神が聞いてあきれますが、せめて被害状況が明らかになる前に支援活動は始めてほしいもの。
国会で行った岸田首相の施政方針演説でもトンガの噴火の事は触れなかったようです。
一言でもお見舞い申し上げるとか言えなかったものかなあ。
完全に他人事だと思っているのかもしれない。
でも富士山噴火したら、東京の都市機能が壊滅すると政府自身が報告書を出しています。
噴火時のシミュレーションは終わっているのだから、どんな支援が必要になりそうかはわかっているはず。
さっさと救助隊組織して、積極的に現地で支援活動を行いつつ、状況を確認して結果を富士山噴火に備えるくらいできないものかな。
トンガからは感謝され、日本の防災にも役に立つ一石二鳥だと思うけど。
まだ誤用の多い「情けは人の為ならず」の正しい使い方の典型例だな。
