おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

美しいから速いし強いんだろうな

17日のオリンピックで日本選手がメダルをとれた競技をたまたま見ることができました。
そこで感じたのは美しさがそのまま成績に反映されたということ。

 


時系列でいうと、まずはスピードスケートの高木さん。
腕の振り方と足の運び方のコンビネーションの美しいこと。
銅メダルだったアメリカの選手は世界記録保持者ですが、なにかバタバタしているような動きでした。
速いということが、まったく無駄のない動きから来たのだと改めて感じました。


スキーの団体複合もそうでした。
ジャンプで距離が出る姿勢はスキー板と一体になっているかのようだし、クロスカントリーの走法も力強さに加えてリズミカルな動きは見ていて飽きませんでした。


フィギュアスケートはまさにそのままですが、見ていて一番演技が美しかったのはひいき目抜きで坂本さんでした。
確かにロシアの選手のジャンプはすごいとは思いますが、なにか機械的な感じで、人が産み出す芸術的なものとはちょっと違うような感じ。
この競技はなるべく主観的な要素を排除して、誰にでもわかる技術の点数で採点するのでしょうがないのですが。


「より速く、より高く、より強く」がオリンピックのモットーですが、「より美しく」を追加して、一番上に来てもいいんじゃないかなあ。


一方で、まったく美しくなかったのはワリエワ選手の演技が終わった後のロシアコーチの言動。

演技終了後に叱責している姿が世界中に放映されました。
練習ならともかく、ロシアの選手ではおそらく一生に一度の五輪の舞台。
いたわるとか、慰めるとかが普通だと思うけど。
失敗の責任を選手になすりつけて、保身を図りましたか。


それにしても恐ろしいのはスポーツ報知が掲載したこの写真。

 

hochi.news


泣きじゃくるワリエワ選手を見る表情には人間味は微塵も感じられません。
切り取りなのか、始終この表情だったのかはわかりませんが、このコーチに教わる10代の少女たちはどう感じたでしょうね。
ディズニー映画の氷の女王役ならこれ以上ないキャラですが。


ところで18日のNHKでフィギュアの放送の解説を担当した女性は面白すぎる。
増田明美浜口京子を足して松野明美で割った感じ。
芸能プロダクションがマークし始めるかも。