子供がいない私はこういう動きには全く疎いのですが、小中学校でデジタル教科書が導入されるそうです。
九割近くの学校が懸念を示しているようです。
新しいことを始めるときは、心配が先に立つのは当然です。
でも心配の内容がちょっとさびしいですね。
一番多かったのが、端末の故障や不具合だそうです。
気持ちはわかるけど、コントロールできないものを心配してもしょうがないですよね。
壊れたらどうするかだけ決めておけばいい話です。
それよりも、デジタル端末使ってどういう風に教えたらいいのか、そちらを考えないと。
例えば40ページ教えている時に、35ページのところを参照するとかよくある話。
紙の教科書なら指でもはさんでおけば大丈夫だけど、デジタル端末だとそうはいかない。
操作に気を取られて肝心な説明がおざなりになってしまうと、逆効果になってしまいます。
他にいくらでも考えられるので、いまのうちに洗い出して対応策をとっておいてほしいところ。
不安ばかり言っても、時代は変わっていきますからね。
でも紙の教科書なくなっちゃうのかなあ。
卒業しても昔の教科書を時々見返したものだけど。
デジタルになると、そんなことはしないだろうな。
紙資源の節約になるし基本的には賛成だけど、やっぱりちょっとさびしいですね。