おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

国家権力は怖いんだゾ

4600万円以上も誤送金された男がネットカジノで全額使ったらしく、大騒ぎになっていますね。
この記事のように罪に問えるかどうかとか、TVでよくやっています。

news.yahoo.co.jpha

 

 

裁判になっているので返還命令は出されそう。
でもこの男、金は無いと開き直っているようなので取り戻すのは難しいみたいです。
でも、国家権力の恐ろしさは知らないらしい。
ヤクザなんかより、よっぽど怖いんだけど。


まあ、誰かを傷つけたわけでもないから刑事罰はそれほどでもないと思うけど、かすめ取ったのが公金だから、意地でも取り戻しにかかるんじゃないかな。
ここは税務署の出番。


本人が使ったのだから、4630万円は本人の雑所得とみなせないのかなあ。
雑所得は税率がべらぼうに高く、4000万円以上だと45%(+住民税10%)もっていかれます。
控除額を考えても、2000万円以上も納税しなければいけません。
税金は自己破産しても免除にならないから、払わなければ一生ついてまわります。


おまけに勤めていた会社を辞めたみたいだから、健康保険も国保になります。
前年の所得に応じて保険料は決まるから、来年の国保の健康保険料はおそらくMAX85万円の支払額。
払えないと、税金滞納と同じく差し押さえの対象です。


一般企業に就職するのは難しいだろうけど、もしできたとしても給与の一部は差し押さえられます。
ちなみに、延滞税の年率は14.6%。


これらが一生ついて回るのだから、ヤクザの追い込みの比ではありません。
日本で生きていく限り、逃げても隠れてもムダ。
死ぬまで許してもらえないし、相続人にも納税義務が移るので死んでも許されません。

4600万円だと、額面だけなら10年も働けば稼げる額。
その程度で一生を棒に振るのはどう考えても賢いやり方ではありません。

今からでも殊勝な態度を示すべきではないかなあ。