おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

デジタル庁のアピールチャンスのはずだけど

4630万円の誤送金問題。
阿武町の住民説明会が開かれたニュースをやっていました。

newsdig.tbs.co.jp

 


町長さんは、
「いままで以上に職員の指導、事務処理、ダブルチェックなど見直しを行った中で、しっかりした体制を取れるよう努める。」
とのこと。

うーん、原因究明をちゃんとやったのかなあ。

問題の事象はフロッピーで振込データを銀行に渡したにもかかわらず、振込依頼書を別に作って依頼をしてしまったこと。

news.yahoo.co.jp


普通に考えたら、振込依頼書には権限を持っている人の承認が必要なはず。
それが銀行に渡ってしまったのは、その承認者のチェックが機能不全だったから。
承認者が承認したのはおそらく記入された内容に不備が認められなかったからでしょう。

フロッピーのデータが作成された以上は振込依頼書は作成されてはいけなかったのに、作成されてしまった原因を追及しないとまた同じことがおきます。


果たしてダブルチェックすれば作成されなくなるのかは、現在の業務フローを検証しないとわからないと思いますが。
報道されている町長さんの言葉からは、あまりそのあたりは考えていないように感じます。


ここはデジタル庁の出番でしょうに。
阿武町独自のシステムが今回のトラブルを起こしたのだから、日本の自治体共通のシステムを構築するべき。
その方向で進んでいるはずですが。

xtech.nikkei.com


今回の誤送金は世の中の関心はとても高く、自治体システムの推進にはあまり反対の声はでてこないはず。
それなのに、全然動きが見えてきません。
アピールする絶好のチャンスのはずですが。
ここで仕事しないでデジタル庁はどこで仕事するんでしょうね。